大学受験の英語学習で毎日やるべきこと・時期ごとの勉強法

勉強法

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英語はすぐに力が伸びにくく、「継続」が大切な教科です。ただ、場合によっては「毎日やるべきことが分からない」「どうやって勉強すれば良いか分からない」ということがあると思います。

そこでここでは、「受験対策の英語で、毎日やるべきこと」について紹介します。取り組む勉強を確認して、継続して頑張ってほしいと思います。

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時期に分けて、毎日やることを変えるべき

英語で毎日やるべきことは、時期によって変わります。大きく4つの時期に分けて、勉強を変えると良いです。

  1. 7月末まで:単語・文法の知識習得。音声を毎日聞く。
  2. 8月:読解を学ぶ。単語・文法の復習
  3. 9~11月:長文を1日1文ペースで読む。リスニングも継続。
  4. 12~1月(センター前):センター試験の過去問・予想問題を1日1つペースで解く。
  5. 1月センター以降:これまで勉強した参考書・問題集の復習

以上のように、時期ごとで勉強を分けて取り組みましょう。もちろん前倒しで長文に取り組めるほど、より余裕をもって受験対策ができます。

これから各段階を説明しますが、「より詳しく解説したページ」も紹介しています。そのページも合わせて参考にしてください。

7月末までは基礎固めのために「単語」「文法」「リスニング」

7月末までは基礎固めをするために、単語・文法の知識をつけましょう。

単語と文法については、それぞれ単語帳と文法の参考書を1冊ずつ用意して、「単語を1日あたり15個ずつ覚える」「文法の参考書を1日5ページ進める」のように決めて進めましょう。7月末までに単語帳と文法の参考書ををひと通り終わらせることができると、英語の基礎を固めることができます。

また、リスニングについても、春から学んでおくと良いです。リスニングの参考書を1冊購入して、「1日3ページ進める」のように決めましょう。また、リスニングは音声を聞くことが大切です。通学中やちょっとした空き時間を使い、スマホなどで音声を聞き流しましょう。これだけで英語のセンスを磨くことができ、リスニング力だけでなく、速読力も高めやすくなります。

>>大学受験の英語で使う単語帳の選び方と使い方(覚え方)おすすめ教材

>>大学受験英語のリスニング勉強法!おすすめ参考書・スマホアプリ

8月は単語・文法を復習しつつ「読解」を身につける

文法の知識だけでは、文章をスムーズに読みこなすことができません。「読解」も学ぶ必要があります。読解は「文法の知識を使いこなして、どのように文章を読むか」を学ぶものです。

高校ではあまり深く勉強しませんが、読解はとても大切です。8月の夏休みを利用して、読解にも取り組みましょう。読解を学べる参考書を1~2冊購入して、単語・文法の勉強と並行して進めます。読解を身につけると、「長文を読むための土台」が完成します。ここからはどんどん長文を読み、読解・速読の実践力を身につけましょう。

また、リスニングも継続して取り組み、より英語に慣れましょう。8月末で単語帳に載っている単語を全て覚えきり、文法参考書を2~3回復習できていると、良いペースです。読解の参考書を終えるタイミングは9月に差し掛かると思いますが、長文の演習と合わせて復習を進めましょう。

9~11月は私大・二次対策。長文を1日1つペースで読む

9~11月は、今まで学んだ知識を活かして、長文を読みましょう。長文の参考書・問題集を用意して、長文を読み、設問までしっかり解きます。

人によっては長文を読むだけで、設問を解かないことがあります。しかし問題集に用意されている問題を解くことで、より長文の理解が深まり、読解力も高まります。そのため設問までしっかり取り組み、解説を読んで力をつけましょう。

毎日取り組むべき量は、「1日1文」を目安に考えてください。毎日長文を読まないと、英文を読む力が衰えやすいです。どうしても時間がとれない日は「これまで読んだ長文の復習」でも良いため、できるだけ毎日長文を読むように心がけてください。

また、この頃には大学の過去問題集である「赤本」も購入して、解いておきましょう。

人によっては「入試直前に解く問題がなくなるから」と考えて、赤本をセンター試験後まで解かないことがあります。ですが「解ける必要がある問題レベルは、どの程度なのか」が分からないと、それに向けた対策を立てることができません。

登山を例にすると、「頂上」というゴールを地図で前もって確認してから、歩き始めるはずです。ゴールを先に把握しないと、まったく逆方向へ歩き出してしまう可能性があるためです。

受験勉強もこれと同じで、先にゴールを把握しておかないと、目指すべき到達点が分かりません。9月には赤本を用意して、問題を全て解きましょう。そして赤本レベルの長文をスムーズに読めるよう、問題集で演習をするべきです。

9~11月までの3ヶ月間で、約90日を長文の演習に使うことができます。1日1文ペースで読むと、90の文章を読むことになります。復習もする必要があるため、実際はこれよりも読む量が少なくなると思います。ただ、できるだけさまざまな長文を読み、速読力と「的確に問題を解く力」をつけてください。

また、空き時間などで良いため、単語・文法・読解・リスニングについても、復習をしたり、音声を聞いたりしておきましょう。

>>英語長文の音読を正しい方法で続けて、速読力・リスニング力UP!

12月~翌年1月はセンター試験対策。過去問・予想問題の演習を

12~翌年1月は、センター試験の対策を中心に行いましょう。二次・私大対策として長文の演習をしっかり積み重ねていれば、センター試験の問題にも十分対応することができます。ただ、センター英語の問題量は多く、問題構成には「傾向」があります。これらについてはセンター試験の過去問・予想問題で慣れておく必要があります。

12月に入ったら、毎日1回分のセンター過去問・予想問題を解くと良いです。これで十分、センター試験に備えることができます。

この期間は、二次・私大対策の勉強が手薄になりやすいです。ある程度は仕方ありませんが、参考書や問題集を復習したり見直したりして、できるだけ感覚を保ちましょう。

センター試験後はラストスパートで復習を

センター試験が終わったら、1月後半になります。私大入試までは1~2週間ほどしかなく、国公立の二次試験までは1ヶ月ほどです。この期間はラストスパートとして新しいことにはあまり取り組まず、復習を中心に行いましょう。

これまで取り組んだ参考書・問題集・過去問などで、知識的・演習量的には十分なはずです。あとは「学んだことをどれだけ自分のものにできているか」がポイントです。「勉強した教材は、全てマスターした」と思えるくらい繰り返し復習しましょう。

この時期に新しい教材の勉強をする人もいますが、解けないと焦りを感じてしまいます。そのため、あまりおすすめしません。

大学受験では勉強することも大切ですが、「メンタル」も非常に大切です。「これで大丈夫」「自分ならできる」という気持ちで試験に臨むと、良い結果が出やすくなります。受験期間の終盤は、身につけたこととメンタルをしっかり固めることに集中しましょう。

このように毎日やるべきことを期間ごとに分けて取り組むと、無理なく英語の入試対策を進めることができます。

英作文は2~3日に1度で良い

国公立大学によっては、英語の入試で「英作文」を課すことがあります。やることが増えて大変ですが、英作文についても春から対策をしておくと良いです。

  1. 7月末まで:「構文集」と「英作文の基礎的な参考書」を終わらせる。
  2. 8月:構文集・参考書の復習
  3. 9月以降:英作文の問題集で演習を行う(2~3日に1度)。

英作文の基礎は「構文」です。「よく使う文の形式」を覚えると、構文を使って英作文を書くことができます。8月までに構文を学び、英作文の参考書で「書き方のルール」を学びましょう。あとは問題演習をすることで、英作文に対応することができます。英作文は、2~3日に1度の演習量で良いです。

英作文が出題される分量は、大学によって差があります。過去問で早めにチェックして、無駄に勉強量を増やさないように気をつけてください。

週に1度は「計画の見直し」も行うべき

勉強を毎日進めることはとても大切です。ただ、それに加えて週に1度は、「計画の見直し」をすると良いです。「必要な勉強量をこなせているか」「計画が適切か」「計画通り進められているか」をチェックすることで、軌道修正をすることができます。

やみくもに勉強していると、無駄な勉強をしてしまうことがよくあります。計画の見直しを定期的にすることで、こうしたミスを避けることができます。

「1ヶ月にこなすべき勉強量」→「毎週こなすべき勉強量」→「1日にこなすべき勉強量」

上のように目標から「逆算」で計画を修正して、しっかり英語の勉強を進めましょう。

やるべきことをこなして、英語の力をつけよう

ここでは「大学受験の英語学習で、毎日やるべきこと」を紹介しました。時期によって毎日の勉強内容は変わります。上で紹介したスケジュールを確認して、毎日の英語学習に取り組んでください。また、勉強のレベルは、「志望校」に合わせて変える必要があります。英作文が必要な場合もあるので、赤本は早めに購入して、確認しましょう。

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