参考書や問題集は1冊を繰り返して何度も解くことが大切

大学受験の勉強法

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参考書や問題集を解くときには「同じ教材を繰り返し解く」か「新しい教材を次々に解く」かで迷うことがあります。

基本的には「同じ教材を繰り返し解く」ほうがおすすめです。多くの受験生が体験談などで「参考書や問題集、予備校のテキストを何度も繰り返し復習することで合格した」と話しています。繰り返し復習をすることには、とても大きな効果があるのです。

ここでは、「教材を繰り返し解くことが、学力アップに効果的な理由」と「教材の繰り返し方」について紹介します。

繰り返し解くことで「定着度」が上がる

参考書や問題集を繰り返し解くことのメリットは「内容の定着度が上がる」ということです。

1度解いた問題を復習するとき、2度目は少し考えることがあっても、ある程度スムーズに解けるようになります。そして3度目は、2度目よりもさらに速く解けるようになります。4~5回復習するころには、「もう完全に理解している」と思えるくらいスラスラと解くことができるはずです。

このように同じ問題を繰り返し解くことで、そこから学べる内容を完全に吸収することができるのです。

たとえば野球でも「ストレートの正しい投げ方」を1度教えてもらっただけでは、上手く投げることができません。何度も繰り返し投げることによって、ようやく投げ方を身に着けることができます。

「ストレートはもう学んだから、次はカーブを学ぼう」という考えでいると、たしかに投げ方についての知識は増えるかもしれません。しかし一向に、ストレートもカーブも上手く投げられないのです。参考書や問題集の繰り返しも、これと同じことがいえます。

人によっては「同じ問題を繰り返すと答を覚えてしまい、意味がないように感じる」「同じ問題を繰り返し解くのはつまらない」と思うことがあります。しかし上のように、繰り返し解くことにはとても大きな意味があります。答や解き方を覚えているように思えても、少し期間を空けて解き直すと、スムーズに解けないことが多いはずです。

「問題をスムーズに解けない」ということは、「内容をまだ100%理解していない」ということです。1度解いて満足していると、成績は伸びにくいです。とくに学校のテストや模試、大学の入試本番では、緊張するため普段よりも実力を出しにくくなります。普段家などで勉強するときに解けない問題を、こうした試験で解くことはできないのです。

そのため参考書や問題集は1度目に解くときも大切ですが、「2回目以降」もとても大切な勉強といえます。ただ、2回目以降はどんどん解くのが楽になり、しかも内容の定着度はアップします。そのため、とても効果の高い勉強です。面倒に感じるかもしれませんが、繰り返し解くことをおすすめします。

繰り返し解いた教材は、大きな力になる

繰り返し解いた参考書や問題集は、あなたの大きな力になってくれます。

受験対策の教材は、説明の仕方はそれぞれの書籍で違います。ただ、「学ぶことができる内容自体」には、それぞれの教材であまり差がありません。もちろん「標準レベルの参考書」と「ハイレベルの参考書」では、対象レベルが違うため、内容が異なります。ただ、同レベルの教材ならそこまで大きな差はありません。

そのため、たとえば「標準レベルの問題集」を1冊繰り返し解いてマスターすると、「標準レベルの問題にはほぼ対応できる」という状態になります。学校のテストや模試、入試で問題を見たときに「問題集で解いた問題に似ている」と感じることが多くなり、スラスラと解けるようになります。さらにこれが自信につながり、さらに学力を伸ばすきっかけになります

このように1冊の教材を完璧にマスターすることで、学力をしっかりと伸ばすことができ、自分の自信にもつながります。きっと使い込んだ教材は、受験の最後まであなたの役に立ってくれるはずです。

問題集・参考書の繰り返し方

問題集や参考書の繰り返し方は、「最後まで解き終えたら最初に戻り、またイチから解き直す」という方法が基本です。

「また最初から解くの?」と思うかもしれませんが、1度目に比べると2度目はスムーズに解けるはずです。また、2度目でも解けない問題があると、悔しく感じるかもしれません。しかしこうした問題こそが「自分がまだ理解しきれていない部分」です。理解して解けるようにすることで、確実な実力アップにつながるため頑張りましょう。

書き込みはせず、ノートにまとめる

教材に書き込みをしてしまうと、繰り返し解くときに「解き方」や「答」が目に入ってしまいます。これでは復習しても自分の力になっているか分からないため、ノートに書くほうがおすすめです。

人によっては「参考書や問題集に書き込みをたくさんして、ボロボロになるまで使う」という人がいます。これは「人それぞれ」だと思います。「教材がきれいなままでも、内容を吸収できれば良い」と思います。私が受験勉強をしていたときは、ノートに書いていました。そのため教材がボロボロになることは、あまりありませんでした。

繰り返し回数の目安は「3~5回」

教材の繰り返し回数は、「内容を完璧に吸収できたと思うまで」です。ただ、目安として「3~5回」ほど復習すると、内容を定着させることができることが多いです。

私は5回を目安に繰り返していました。4回目、5回目になると「さすがにこの問題はすぐ分かる」という問題が多くなります。そのためノートに書くことはせず「見るだけで確認OK」としていました。復習は「書く」と「見る」を使い分けると効果的です。しっかり復習するときには書くべきです。時間をかけずにざっと復習するときには、見て確認すると良いです。これは「復習方法についてのページ」で書いているため、合わせて参考にしてください。

2、3回目の復習では、とくに定着率が大きく変わってきます。意識してしっかり復習しましょう。

模試や過去問も繰り返し解く

繰り返し解くのは参考書や問題集だけでなく、「模試」や「過去問」も同じです。スラスラとスムーズに解けるようになるまで復習しておきましょう。

模試は大手予備校の講師が経験を生かして作成した「良問」が多いです。繰り返し解くことで、学力アップに役立てることができます。模試の問題はさまざまな知識を確認できるような「複合問題」が多いです。そのため知識を使いこなす「実践力」を養うことができます。

また、志望校の過去問については「同じ問題は出ないのだから、解き直す意味はあるの?」と思うかもしれません。しかし、もちろん意味はあります。

過去問を繰り返し解くことで、「志望校の入試傾向」をしっかりと確認することができます。同じ問題は出題されないかもしれませんが、問題の「レベル」や「テイスト」は今後も似たものが出題されます。これらを把握するために、繰り返し解くことは効果的なのです。

内容が定着するまで繰り返し解こう

以上のように参考書や問題集を繰り返し解くことは、大きな学力アップにつながります。スムーズに解ける問題が増えると、「解けない問題が減ってきたな」と嬉しく感じることがあります。そしてほとんどの問題をすぐに解けるようになれば、それはさまざまな試験の点数にも表れてくるはずです。

多くの人は受験勉強に対する焦りから、新しい教材に手を出してしまいがちです。しかしその気持ちを抑えて、ひとつの参考書・問題集を突き詰めて解くほうが良い結果につながります。ぜひ意識して、勉強を進めてほしいと思います。

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