浪人で大学受験対策の勉強をする場合の勉強法・時間・予備校の必要性

大学受験の勉強法

※このページはプロモーション(広告)を含みます。

人によっては現役時代に受験で失敗してしまい、「浪人」になることがあります。私も浪人をした経験があり、悔しさをバネにして志望校へ合格することができました。

「浪人は、現役以上に成績が伸びない」といわれることがあります。しかし私の経験上、それは違います。浪人でも正しく勉強に取り組めば、成績を伸ばすことができます。そして場合によっては、現役よりも高いレベルの大学を狙うことも可能です。

ここでは「大学受験で浪人をする場合の勉強法」について紹介します。

「現役時代、なぜ落ちてしまったのか」を振り返る

浪人することになったということは、必ず理由があります。現役時代を振り返り「自分に何が足りていなかったのか」を確認しましょう。

受験勉強でも、苦手を克服することが大切です。これと同じように「受験」という大きな枠で、あなたの弱点を考えるのです。

  • 英語が苦手で、足を引っ張ってしまった。
  • 志望校のレベルに自分の学力が達していなかった。
  • 落ち着いていれば解けたのに、本番で緊張して力を出せなかった。

このように振り返ると、「浪人でどのように勉強するべきか」が見えてきます。苦手科目があったなら、それを重点的に克服すべきです。また、そもそも勉強量が足りていなかったなら、浪人では力を入れて勉強しましょう。「落ち着いていれば解けた」という場合は模試で実践を積むとともに、「多少緊張しても解けるくらいの学力」を身につけることが大切です。

改善する点が、複数あっても構いません。まずはしっかりと「勉強の方針」を決めることが大切です。

現役時代の志望校は「最低ライン」と考える

「浪人はもう伸びない」といわれることがあります。私は受験生時代に浪人を経験しており、志望校に合格することができました。このことから「浪人でも学力を伸ばすことは十分できる」と考えています。

ただし私の場合「もう1年勉強するからには、現役時代の志望校には余裕で受かってみせる」と考えました。つまり現役時代よりも、志望校のレベルを上げたのです。

受験は「登山」や「マラソン」に例えることができます。登山やマラソンではゴールが見えると、「もう少しでゴールだ」という気持ちが湧いてきます。すると、「ゴールまで到達できればいい」と考えやすくなります。

浪人のときに現役時代と同じ志望校を目指すと、「ゴールは近い」と思ってしまいやすいです。これでは気持ちに甘えが生じて、また不合格になる可能性が高くなってしまいます。そのため浪人では現役よりも志望校をワンランクか2ランク引き上げて、遠いゴールを目指す必要があります。

このように目標を設定することで、現役時代の志望校は「通過点」として合格しやすくなります。浪人は基礎がある程度できている状態で受験勉強をスタートできるため、「レベルの高い大学を狙いやすい」といえます。

現在は学歴だけで社会に通用する世の中ではないものの、いわゆる「大学のブランド力」はまだ通用します。せっかくの機会なので、頑張って有名大学を目指してみるのも良いと思います。

予備校へ通うかは、目的による

浪人になると、予備校へ通う人は多いです。浪人すると生活のペースが乱れやすくなります。そのため予備校へ通うことで、生活にリズムをつけることは効果的です。

また、河合塾や駿台、東進ハイスクールなどの大手予備校は、「有名講師による授業」や「質の高いテキスト」「自習室」など、受験に必要なものが揃っています。そのため予備校に入って集中的に勉強すれば、実力を伸ばすことができます。

ただ、「浪人してしまったから、とりあえず河合塾へ行こう」のような「受け身の考え」では、予備校へ入っても効果が薄いです。自分に「予備校でしっかり勉強して、来年こそは絶対に合格する!」という気持ちがないと、予備校へ「通うだけ」になってしまいます。

予備校を利用するときには、「目的」をはっきりさせましょう。「一緒に勉強を頑張れる友達がほしいため」「有名講師の授業で、しっかり勉強したいから」「自分だけでは勉強できないから」のように目的をもって予備校を活用すれば、実力アップに活かしやすいです。

なお、「自分には独学が向いている」という場合、無理に予備校へ行かなくて良いと思います。最近は質の高い教材や、980円で予備校講師の授業を学べる「スタディサプリ」などのサービスがあります。そのため独学派なら、1人で勉強を進めることは可能です。

無駄に新しい教材を使わない

浪人時代の勉強としてまず取りかかるべきなのは、「手持ちの教材をマスターすること」です。やみくもに新しい教材へ手を出すよりも、「今まで使ってきた参考書・問題集の内容を、本当に身につけているか」を確認しましょう。

参考書や問題集は、繰り返し学べば学ぶほど、理解が深まります。

現役時代に使っていた教材は、本当にしっかりと身についているでしょうか。もう一度掲載されている問題を、何も見ずに解いてみてください。このときに解くことができなければ、「その教材を自分のものにできていない」ということです。「問題を見てすぐに解き方が思い浮かび、スムーズに解ける」という状態に仕上げましょう。

私は理系だったのですが、基礎固めとしてチャート式や物理のエッセンスを使っていました。こうした教材をもう一度最初から見直し、解けない問題がないか確認しました。自信をもって「理解できている」といえる部分もありましたが、やはり中には「抜け」を感じる部分がありました。こうした箇所の問題をもう1度解き直し、しっかりとマスターするように気をつけました。

最初の2ヶ月ほどは、この作業を続けていました。

過去問を確認して、問題演習を繰り返す

浪人では、基礎を固める期間が短くて済みます。その後は問題演習を続ければ、目標となる学力レベルに到達することができます。ひとつひとつの問題をていねいにこなし、解ける問題を増やしましょう。

私の場合、基礎固めを終えた時点で「過去問」を確認しました。「現役時代の志望校」と「浪人になってから、新たに決めた志望校」の問題をチェックしました。

まずは「現役時代の志望校」について過去問を解き、自信をもてるようになるまで繰り返し解きます。そしてより余裕をもって現役時代の志望校をクリアできるよう、新しい志望校の問題を確認して、そのレベルを目指して問題演習を始めます。

問題集についても、まずは現役時代に使っていた教材を復習しましょう。その上で「新たな志望校のためには、レベルが足りない」と感じたら、新しい問題集を購入しましょう。ただし、やみくもに難しい問題集を購入しても、スムーズに力をつけることができません。必ず「新たな志望校のレベルに合った問題集」を選びましょう。

私の場合、10~15分ほど考えて解き方が分からなければ、解答・解説を見ていました。そして解き方を確認して、「自分はどうして解けなかったのか」を振り返っていました。そして、自分で解けるように反復練習をしました。

受験勉強は「何も見ずに問題を解けるようになること」が目標です。「何がダメだったのか」を見極めれば、同じ失敗を繰り返さなくなります。

勉強時間は現役と変わらず、5~8時間

私の場合、勉強時間は現役時代とあまり変わらず、5~8時間ほどでした。「午前中に2時間、午後から3~4時間、夜に2時間」のようなペースで勉強していました。

浪人時代は、時間に余裕があります。そのため、ついダラダラと過ごしてしまいがちです。結局使える時間が長くても、「勉強の質(濃さ)」を意識しないと成果は出ません。メリハリをつけて勉強することが、とても大切です。

私の場合は「浪人は失敗できない」という危機感を強くもっていたため、上のように時間を決めて勉強していました。頑張れば10時間以上勉強できたのかもしれません。ただ、私は「質を保って勉強できるのは自分の場合、5~8時間くらいだ」と考えて、メリハリを意識していました。

また、時間と合わせて「決めた期間内に、目標の勉強量をこなせているか」に気をつけていました。「新たな問題集を2ヶ月で1周する」のように決めて、それがきちんと達成できているかを確認していました。

「模試」も勉強にメリハリをつけるために、1~2ヶ月に1回は受けていました。模試で実践を積むことで、身につけた知識や解法が、よりしっかりとしたものになります。

勉強以外の時間は、ゆっくり過ごす

浪人の場合は勉強時間を確保しても、自由な時間ができやすいです。この時間は、自由に過ごして良いと思います。

もちろん受験に対する心配やプレッシャーなどから、あまり積極的に遊べないかもしれません。ですがやるべき勉強をこなしたら、気持ちを切り替えてリフレッシュすることも大切です。外に出て散歩をしたり、ときには大学生になった友達と遊ぶことも良いと思います。

私は毎日の勉強時間が5~8時間だったため、毎日5時間以上は自由な時間がありました。私の場合は家にいると両親に「勉強しなさい」と言われてしまったため、できるだけ外で過ごしていました。

人によっては「大学生になった友達と遊びたくない」と感じることがあります。私の場合は「浪人したのだから、友達よりも良い大学に入ろう」と考えて、普通に高校時代の友達と遊んでいました。普通に接すれば、友達もきっとあなたを応援してくれるはずです。

もちろん私も受験に対するプレッシャーはありましたし、「浪人したことで同年代の友達より遅れをとった」「両親に迷惑をかけている」という気持ちは少しありました。

ただ、浪人をマイナスに考えすぎるべきではないと思います。「浪人だからこそ、より納得のいく勉強ができる」「他の人と違う人生を体験できる」のように前向きに考えて、今の時間を大切に過ごしてください。

浪人は「願書」と「調査書」を、自分で準備する必要がある

これは勉強と少しずれますが、「大学の願書(募集要項)」と「調査書」は、余裕をもって準備しましょう。

現役生の場合はセンター試験の願書や調査書を、学校で用意してもらうことができます。しかし浪人生は、自分でこれらの書類を準備する必要があります。

センター試験の願書は8月から、各大学の願書は9月ごろから請求できるようになります。また、調査書は「通っていた高校」に発行してもらいましょう。当時担任だった先生に「必要な調査書の枚数」「手数料」を、11月下旬~12月上旬に伝えてください。

浪人でも正しく勉強すれば、成績を伸ばせる

ここでは、「浪人時代の勉強方法」について紹介してきました。浪人でも学力を伸ばしたり、志望校へ合格したりすることはもちろんできます。「浪人は伸びない」という言葉に惑わされず、「自分なら必ずできる」「学力はもっと伸びる」と考えてください。「自分のやるべき勉強」を振り返って問題演習を重ねれば、きっと志望校合格を手にできるはずです。

タイトルとURLをコピーしました