新しい参考書・問題集をどんどんこなすか、ひとつの教材を復習するか

大学受験の勉強法

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参考書や問題集を解くとき、「新しい教材をたくさんこなす」か「ひとつの教材を繰り返し復習する」かで迷うことがあります。前者では新しい問題に触れることができ、後者は理解度・定着度を深めることができます。

2つの方法には両方メリットがあるように思えます。ただ、後者のほうがおすすめです。

基本的には「同じ参考書・問題集を繰り返すべき」

受験勉強をするときには基本的に、何度も同じ教材を繰り返し復習すると良いです。その理由は、次のようなメリットがあるためです。

  • 何度も同じ問題を解くと、理解度を深めることができる。
  • いつでも立ち戻ることができる「軸となる教材」ができる。
  • 1冊の教材をマスターすることで、自信につながる。
  • 費用を抑えることができる。

「新しい問題にどんどん触れるほうが良いのでは」と考えて、さまざまな教材に取り組んでいると、結局どれも身につかずに終わる可能性が高いです。

受験勉強で学ぶ内容は、問題を1度解いただけでは、きちんと理解することができません。根本的・本質的な部分を理解するためには、復習する必要があるのです。

たとえば初対面の人と会うとき、1度会えばある程度は相手を理解することができます。ただ、何度か会うことで、より深く理解できる面もあるはずです。1度会うだけでは表面的な付き合いになりやすいですが、何度も会っていると、より深い会話ができるようになります。

受験勉強もこれと同じで、1度解いた問題でももう1度解いてみると、また違った角度から問題を考えることができたり、問題の解き方をより根本的なところから理解できたりします。新しい教材ばかりに手を出していると、問題の表面的な部分しか理解しにくいのです。

もちろん人によっては新しい参考書・問題集ばかりを勉強し続けることで、学力を高められることがあります。ただ、こうした人は少数派です。まずは繰り返し復習して、ひとつの教材をマスターするほうがおすすめです。

大学受験の参考書・問題集は「説明の仕方」を変えることで、同じ学習内容を解説しています。つまりどの参考書・問題集であっても、同じレベルのものであれば、7~8割ほどの内容は共通しています。そのため1冊の参考書・問題集を完成させれば、かなり幅広い問題に対応できるようになるのです。

また、1冊の教材を完璧に仕上げると、あなたは自分に自信をもつことができます。「この参考書はもう完璧だ!」という教材が1冊あると、受験勉強がとてもスムーズに進みやすくなります。この教材を「軸」として、分からなくなったときにはいつでも立ち戻ることができるためです。あれも中途半端、これも中途半端、という状態では、なかなか自分の実力に自信がもてません。

このように、まずはひとつの教材をしっかり仕上げましょう。そうすればその教材が扱っているレベルの問題を7~8割ほど解けるようになり、自分に自信がつきます。さらに新しい教材を買う費用も節約することができます。なお、使う教材に迷っているなら、別ページでおすすめのものを紹介しています。親子で相談して、自分に合ったものを選んでみてください。

3~5周して完璧と思えたら、新しいものに取り組む

繰り返し復習するときに、「何回くらい解き直せば良いのか」が気になることは多いです。目安として、3~5回は復習すると良いです。

1~2回目は、問題を解くときに時間がかかるはずです。しかし3~5回目になると、スムーズに解ける問題が増えてくるはずです。これはあなたの理解度が上がり、知識や解法をしっかり使いこなせるようになるためです。

3回目以降の復習をするときは、「これはさすがにすぐ解ける」という問題は、さっと確認する程度で良いです。あやふやな部分が残っている問題を、重点的に復習しましょう。5回も復習すれば、その教材のほとんどをマスターできるはずです。

ただし「何となく」解き直すのではなく、「どの問題を見ても、すぐに解き方が分かる」ということを基準にして復習してください。

こうしてひとつの教材をマスターできたら、新しい参考書・問題集に取り組みましょう。同じレベルのものではなくひとつレベルを上げたり、参考書を仕上げたなら問題集に取り組んだりすると良いです。自信のついた教材をベースにして新しい問題集などに取り組めば、次の教材も内容をしっかり習得しやすくなります。

復習の仕方については別ページで詳しく解説しているため、合わせて参考にしてください。
>>学習効果を飛躍的に高める「復習の仕方」タイミング・回数・コツ

「受験オタク」にならない

次々と新しい教材に興味をもつ人は、「受験オタク」になってしまいやすいです。「あの参考書は解説が丁寧で良い」「あの問題集は問題の質が高い」のように教材の評論ばかりしてしまい、実際に問題を解けるようにならないのです。

どれだけ良い教材でも、内容を身につけないと意味がありません。教材選びはほどほどにして、集中して取り組む参考書・問題集を決めましょう。逆に取り組む教材をひとつ決めることができ、それをしつこく進めることができれば、志望校合格は大きく近付きます。

参考書や問題集を1人で進められないときは、「スタディサプリ」を合わせて活用すると良いです。月スタディサプリは月1,078円(税込)で、プロの予備校講師による動画授業をスマホで見ることができます。これと自分のレベルに合った教材を併用すれば、大学受験対策の勉強をすることは十分できます。

教材を繰り返し学び、内容の理解を深めよう

ここでは「新しい教材をたくさんこなすべきか」か「ひとつの教材を繰り返し復習するべきか」について紹介しました。基本的にはひとつの参考書・問題集を、何度も繰り返し解くことをおすすめします。知識の理解度を深めれば、それを自由に使いこなすことができるようになります。するとさまざまな問題を解けるようになり、偏差値アップなどにつながるはずです。

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