家庭教師で使う教材は自分で用意すべき!販売される教材はイマイチ

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家庭教師を依頼する場合、「教材として何を使うべきか」で迷うことがあります。講師を派遣してくれる「家庭教師センター」は、教材の販売を行っていることがあります。ただ、この教材は高い場合が多く、市販の教材と比べてあまり質が変わりません。そのため、学校教材や市販の参考書・問題集を使うべきです。

ここでは、「家庭教師の授業で使う教材」について解説します。これを読むことで、家庭教師で使うべき教材をしっかり決められるようになるはずです。

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家庭教師の授業で使う教材は、選択できる

家庭教師では、子供の理解度や学習ペースに合わせて勉強を教えてもらうことができます。このとき使う教材は、「学校の教材や、子供が使っている参考書・問題集」と「家庭教師センターのオリジナル教材」に分かれます。

「学校教材」や「自分が使っている参考書・問題集」を使う場合

「学校で使っている教材」や「子供が購入した参考書や問題集」を使う場合、家庭教師を依頼する時に「教材代」がかかりません。また、すでに使い慣れた教材で学ぶことができるため、勉強の効率が良いです。

さらに、家庭教師の講師自身も、子供と同じ教材を使っていたことがある場合もあります。たとえば数学の「チャート式」や英単語の「ターゲット1900」などは定番教材なので、今の子供だけでなく、家庭教師の講師自身も使ったことのある場合が多いです。つまり講師にとっても、「学校教材や市販の教材を使った指導は行いやすい」といえます。

「家庭教師センターオリジナルのテキスト」を使う場合

家庭教師センターでは、「オリジナルテキスト」を用意していることが多いです。これを使って、講師に授業を進めてもらうこともできます。

この場合、家庭教師を依頼するときに、追加で「教材代」がかかります。ただし信頼して契約した家庭教師センターの教材を使うことができ、「家庭教師センターに任せれば大丈夫」という安心感があります。

ただ、家庭教師の講師は、家庭教師センターの教材を使い慣れていないことがほとんどです。そのため講師によっては、「家庭教師センターのオリジナルテキストは使いにくい。市販の教材のほうが教えやすい」と感じることがあります。

教材は「自分で用意する」ほうがおすすめ

結論を言うと家庭教師の授業で使う教材は、「自分で用意する」ほうが圧倒的におすすめです。よほどの理由がない限り、家庭教師センターのオリジナル教材を購入する必要はありません。その理由は、次に紹介する5つがあります。

家庭教師センターのオリジナル教材は、価格が高い

まず、家庭教師センターのオリジナル教材は多くの場合、費用が高いです。1冊2,000~3,000円ほどの場合もありますが、「月1万円の30回払いで30万円」のような金額である場合が多いです。

家庭教師センターの営業マンは、「教材代は、月1万円です」のような形で提案してくることがあります。こう聞くと、「妥当な金額かもしれない」と感じるかもしれません。しかし契約期間中ずっと教材代に1万円ずつ払うのはどう考えても高いですし、「年間で12万円の教材代がかかる」と考えると、より高く感じるはずです。

「家庭教師センターの教材が、金額に見合った価値があるのか」は、よく考える必要があります。

オリジナル教材の内容は、「普通」の場合が多い

上のように、家庭教師センターの教材は高額な場合があります。ですが教材の内容は正直なところ、「普通」であることが多いです。

受験業界で「指導力が高い講師」として知られているのが「大手予備校の人気講師」です。家庭教師の講師には、大手予備校レベルの講師は在籍していません。また、家庭教師センター本部にも、予備校講師レベルの指導力をもった人はほとんどいないはずです。つまり「家庭教師センターに、予備校講師が執筆するような教材を作る力はない」と考えられます。

本屋に行くと予備校講師が執筆した参考書・問題集を、1,500円ほどで買うことができます。家庭教師センターの教材は大手予備校講師が監修したものではないにもかかわらず、月に1万円ほどの料金がかかります。

大学受験に関する参考書・問題集は、質の高いものがたくさんあります。家庭教師センターの教材は、質にこだわって作成されているのかもしれません。しかしそれは市販の教材でも同じことがいえ、わざわざ高い家庭教師センターの教材を購入する意味は、あまりありません。

家庭教師をやめることになっても、教材は解約できない

家庭教師センターで教材を購入する場合、「教材の途中解約」はできません。家庭教師自体は途中でやめることができても、教材の費用は全額支払う必要があるのです。

これは「スマホ(携帯電話)の契約」と同じ仕組みです。

スマホはドコモやソフトバンク、auなどに「契約」をして使います。ただしこのとき、本体は「購入」することになります。つまりスマホを使わなくなって解約をしても、スマホ本体の購入代金はそのまま支払わなければいけないのです。

家庭教師がもし合わず、途中でやめたくなった場合、教材はそのまま残ってしまいます。つまり「使わない教材にお金を払うリスク」があるため、家庭教師センターの教材を購入することはおすすめしません。

生徒も講師も慣れている教材のほうが、スムーズに指導が進む

家庭教師で教えてくれる講師も、大学受験を経験しています。上でも紹介しましたが、講師が受験当時に使っていた教材は家庭教師センターのものではなく、市販の参考書・問題集であることがほとんどです。そのため家庭教師センターのテキストでないほうが、逆に指導がスムーズに進みやすいです。

家庭教師センターの営業マンはノルマがあり、教材を販売する必要があります。そのため「当社のオリジナル教材は、構成がしっかりと考えられている」のように勧めてくることがあります。しかし冷静に考えてみると、市販教材のほうが子供・講師ともに使いやすいのです。

費用と内容を確認して、納得がいくならオリジナル教材も良い

以上の理由から、基本的には学校の教材や、子供がすでに使っている参考書・問題集を使うほうが良いです。ただ、「家庭教師センターの教材は、絶対にだめ」というわけではありません。子供が「これなら勉強しやすそう」と感じ、費用が予算の範囲内なのであれば、検討するのも良いです。

どの教材を分かりやすいと感じるかは、人によって違います。子供によっては、家庭教師センターのオリジナル教材を気に入ることがあります。私としては「家庭教師自体は良いが、家庭教師センターの教材はおすすめしない」という考えなのですが、試しに家庭教師センターの教材を確認してみるのは良いと思います。

また、家庭教師センターのスタッフが販売する教材は「訪問販売」にあたり、教材の購入後から8日間以内は、「クーリングオフ」を適用することができます。ただし教材に書き込みをしてしまったり、ページを曲げたりしてしまったりすると、クーリングオフを適用できないことがあります。教材を購入する時にはよく確認することが大前提ですが、もしものときにはクーリングオフの制度があることを頭に入れておいてください。

強引に教材を勧めてくる家庭教師センターは、絶対に利用しない

最近は少なくなりましたが、あまり名前を聞かない家庭教師センターによっては、強引に教材を勧めてくることがあります。あまりにも強く教材を勧められる場合は、きっぱりと断りましょう。

営業マンによっては「今すぐに勉強を始めないと、子供さんの成績は上がりませんよ!どうするんですか?今すぐ決めてください」のように、高圧的な態度で家庭教師の契約や教材購入を勧めてくることがあります。この場合は「あなたは信頼できません。契約はお断りします。帰ってください」のように伝えましょう。

基本は自分で教材を準備して、家庭教師の活用を!

ここでは、「家庭教師の指導で使うべき教材」について紹介しました。基本的には学校の教材や市販の参考書・問題集を使うのがおすすめです。書店に並んでいる大学受験の参考書・問題集はとてもよく考えて作られており、受験対策に十分役立ちます。ただしどうしても家庭教師センターの教材を気に入った場合は、オリジナル教材の購入も検討すると良いです。

自分に合った教材を使うことで、より家庭教師の学習効果を高めることができます。講師による1対1での学習で、しっかり実力を身につけていきましょう。

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家庭教師は先生も大切ですが、信頼できる家庭教師センターにお願いすることも大切です。かてきょナビは「かてきょ診断」という質問形式の診断で、自分に合う大手家庭教師センターをすぐに検索できます。リストアップされた家庭教師センターに相談すれば、それぞれの会社に1社ずつ問い合わせるよりも効率的です。

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