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予備校や塾へ通う場合、授業を受けるだけでなく「自習室」を利用することができます。自習室を活用すると、より勉強をスムーズに進めやすくなります。
ただ、これから予備校などへ通う場合、自習室がどのような場所なのか分からないことがあります。そこでここでは、自習室の利用方法と注意点について紹介します。
自習室で勉強すると、集中しやすい
自習室のメリットは、「集中できる」という点です。家で勉強していると、スマホやゲーム、漫画、テレビなど、さまざまな誘惑があります。強い気持ちで「勉強を頑張ろう」と思って机に向かっても、つい誘惑に負けてしまうことがあるのです。
こうしたときに自習室を利用すると、勉強の気を逸らすものが少なくなります。そのため集中しやすくなるのです。
予備校ではプロの講師による授業を、直接受けることができます。ただ、これに加えて、自習室もとても良い環境です。予備校に通う場合は、自習室を積極的に活用しましょう。予備校などの自習室は多くの場合、21〜22時ごろまで利用することができます。
これから予備校に入る場合、自習室を見学するべき
自習室は基本的に、とても静かです。また、高1~3年全ての人が一緒の空間で勉強するため、高1、2生は受験生の雰囲気を感じることもできます。また、高3生はほかの受験生が勉強する様子を見て、刺激にすることもできます。
自宅で勉強すると、こうした雰囲気はありません。そのため、だらけてしまいやすくなります。適度な緊張感の中で勉強すると気持ちが張りやすくなり、より集中しやすくなります。
自習室がどのような雰囲気かは、予備校や塾によって異なります。これから通う予備校などを考える場合は、自習室を見学させてもらうと良いでしょう。「自習室を見学したい」と伝えれば、ほとんどの予備校や塾が応じてくれるはずです。
自習室を見学するときには、「自分が通うことになった場合、勉強しやすそうかどうか」「うるさい人がいなさそうかどうか」を確認すると良いです。また、「ときどき予備校のスタッフが、見回りをしているかどうか」も聞いておきましょう。スタッフが見回っている自習室では、静かな環境が保たれやすいです。
イヤホンをつけての自習は、基本的に問題ない
自習室では、イヤホンをつけて勉強している人をよく見かけます。人によっては「自習室でイヤホンをつけていて怒られないのか」と思うかもしれませんが、ほとんどの自習室では問題ありません。
ただ、イヤホンの音漏れがひどいと、周りの勉強している人に迷惑がかかります。他の人が「イヤホンから音漏れしている人がいる」と予備校スタッフに相談することがあるため、あまり大きな音で音楽を聴くことは控えましょう。
周りに迷惑がかからないように、小さな音量で音楽を聴くことは問題ありません。人によってはそのほうが集中できる場合もあります。
自習室の物音や話し声がうるさくて、集中できない場合
予備校を利用する人の中には、友達と一緒に自習室で頑張っていることがあります。そのため自習室によっては、小さな話し声が聞こえます。
また、人によって勉強の仕方はさまざまです。中には紙に書く音が「ガリガリ」と大きい人や、ペンなどを机に置くとき、大きな音を立てる人もいます。
せっかく静かな自習室でも、こうした人がいると気になることがあるものです。ただ、こうした人も嫌がらせで上のようなことを行なっているのではなく、できるだけ静かにしようと気をつけていることが多いです。そのため予備校のスタッフに「うるさい人がいる」と相談しても、場合によっては状況が変わりません。こうした場合、自分で「音への対策」をするほうが良いです。
自習室の見回りスタッフに伝える
予備校の校舎や塾によっては、スタッフが定期的に自習室の見回りをしていることがあります。あまりにもうるさい人がいる場合、自習室を出てスタッフに相談しましょう。するとスタッフが、音を立てている人に注意してくれます。
耳栓をする
「耳栓」をすることも、簡単で効果的な対策方法です。100円ショップに行けば、耳栓を購入することができます。完全に周りの音を聞こえなくすることはできないものの、ひそひそした話し声や鉛筆の音などは気にならない程度に抑えることができます。耳栓は安く購入できて効果が高いため、自習室へ行くときには持って行くと良いです。
小さめのボリュームで、集中力アップ音楽を聴く
もうひとつおすすめの方法は、「集中力がアップする音楽」を聴くことです。動画サイトなどで検索すると、集中力アップの音楽を見つけることができます。これをイヤホンで聞きながら勉強すると、周りの音があまり気にならなくなります。
ただ、毎日こうした音楽を聞いていると、スマホが速度制限にかかってしまうことがあります。そのため集中力アップ音楽をCDやMP3ファイルなどで購入して、スマホへダウンロードしておくと良いです。
図書館やネットカフェへ行く
どうしても周りの音が気になる場合、自習室を出て図書館やネットカフェへ行くことをおすすめします。
この場合、「どうしてうるさい人が勉強を続けられて、自分が出ていかないといけないんだ」と思ってしまうかもしれません。ただ、イライラしながら勉強するより、すぐに自習室を出て図書館などへ向かうほうが確実です。ネットカフェは1時間で300円ほどかかりますが、ドリンクは飲み放題です。頻繁に利用するのは難しいかもしれませんが、勉強場所のひとつとして覚えておくと良いです。
また、マクドナルドやドトールコーヒーなどで、受験勉強をする人もいます。ただ、こうした店で長時間の勉強をすることは、基本的に禁止となっています。ほかの人が、入店できなくなってしまうためです。店内が空いていれば、多少の自習は良いかもしれません。ただ、何時間も自習することは、マナーとしてやめましょう。
自習室で勉強していて、質問したい場合
自習室で勉強していて質問したくなったら、予備校のチューターやTA(ティーチングアシスタント)のところへ行けば対応してくれます。分からない部分はそのままにせず、積極的に質問すると良いです。
校舎によっては自習室を出てすぐのところで、質問対応のスタッフが待機しています。どのような体制になっているかは、校舎によって異なります。これから予備校へ入って自習室を使いたい場合は上でもお伝えしたように、必ず見学をするべきです。
「自習室で◯時間は勉強する」のように、前もって決めておく
自習室をしっかり活用するためには、前もって「利用する曜日」や「何時間勉強するか」を決めると良いです。
「予備校で授業を受ける火曜日・金曜日は、授業後に自習室で2時間勉強しよう。あと、土日も自習室へ行って4時間は勉強しよう」のようにルールを決めると、ペースを保って利用できます。これに対して「空き時間で利用しよう」のように考えると、利用せずに時間が経ってしまいやすいです。
自習室を有効活用して、学力アップに役立てよう
ここでは、自習室の利用方法と注意点について紹介してきました。
自習室を上手く活用すれば、より集中して受験勉強に取り組むことができます。長い時間を勉強できるようになったり、勉強の質が高まったりするのです。周りの音が気になりやすい場合、対策を立てて自習室を利用すると良いです。また、自習していて分からない点が出てきたら、積極的に質問・相談しましょう。
これから予備校や塾へ通う場合、自習室は見学することをおすすめします。