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大学受験対策のサービスとして人気のものに、「スタディサプリ」「東進衛星予備校」「河合塾マナビス」という3つがあります。これら3つのサービスはいずれも「映像の授業を見て勉強する」ということが共通点で、よく似ています。そのため、「どれがいいのか分からない」ということがあると思います。
そこでここでは、スタディサプリ・東進衛星予備校・河合塾マナビスの3サービスを比較してみました。参考にして、自分に合ったサービス・予備校で勉強してほしいと思います。
なお、当サイトおすすめの教材についても、別ページで紹介しています。こちらも合わせて参考にしてください(親子で相談するのがおすすめです)。
どのサービスも講師の質は高い
スタディサプリ、東進衛星予備校、河合塾マナビスは、いずれも講師の質はとても高いです。東進衛星予備校と河合塾マナビスは両方とも大手予備校なので、大学受験業界でもトップクラスの実力をもつ講師による授業で学ぶことができます。また、スタディサプリに関しても「河合塾」や「Z会の教室」など、大手予備校での指導経験がある講師による授業を受けることができます。
講師は人によって相性があります。友達が「この先生の授業が分かりやすい」と言っていても、自分には別の先生が合う場合があります。そのため、「自分に一番合う」と思ったサービスで学ぶと良いです。
スタディサプリは値段が安いので「授業の質が良くないのでは」と思うかもしれません。ですが多くの受験生が「分かりやすい」「十分なクオリティ」と評価しているので、「大学受験対策に十分活用できるサービス」といえます。
料金はスタディサプリが圧倒的に安い
料金に関しては、スタディサプリが東進衛星予備校、河合塾マナビスに比べて圧倒的に安いです。
東進衛星予備校:1講座77,000円(税込・基本的に1講座20回授業(1回90分))
河合塾マナビス:授業1回:(45分)1,875円・(60分)2,500円・(90分)3,750円(税込)
比較しにくいかもしれませんが、東進衛星予備校は、1科目につき「基本」と「応用」の2講座を取るのが基本です。つまり、1講座を学ぶために年間154,000円が必要ということになり、月あたり12,833円です。
河合塾マナビスの料金について、東進衛星予備校を基準として「90分授業×20回」で計算してみます。3,750円×20回=75,000円(税込)となります。
河合塾マナビスと東進衛星予備校の料金は「1科目あたりの金額」です。仮に3科目学ぼうと思ったら、3倍の額がかかることになります。「質が高くて安い教材で勉強したい」という場合は、スタディサプリがおすすめです。
スタディサプリはなぜ安い?
ちなみにスタディサプリについて、「どうしてこんなに安いの?」と気になることがあるかもしれません。この理由はスタディサプリが「インターネットを利用したサービス」であるためです。
東進衛星予備校や河合塾マナビスは全国各地に「校舎」があり、「スタッフ」がサポートをしてくれます。そのため東進衛星予備校や河合塾マナビスは、たくさんの「運営費用」がかかっています。
これに対してスタディサプリは校舎がなく、運営スタッフの数も東進や河合塾ほど多くありません。そのため運営費用を安く抑えることができます。また、インターネットから日本全国の受験生がたくさん申し込むため、1人あたり月1,000円ほどの金額でも、十分利益を上げることができているのです。
一番の違いは「ペースメーカーになるかどうか」
スタディサプリは料金が安く、自分が動画を見て空き時間に学ぶことができます。これに対して東進衛星予備校、河合塾マナビスは映像授業を受けるために、「校舎に通う必要」があります。一見すると、スタディサプリが東進・河合塾よりも良さそうに思えるかもしれません。
校舎に通うことは「通う時間がもったいない」「行くのが面倒」と感じるかもしれません。しかし「校舎に行かないといけない」「校舎にいる先生(スタッフ)に相談しよう」「校舎で友達と一緒に勉強しよう」という気持ちは、受験勉強に「良い影響」があります。
自分の意志で教材を勉強することは、多くの人にとって大変です。「勉強しないといけない」と思いながらも、つい友達とLINEをしてしまったり、ゲームをしてしまったりすることがあると思います。人は誰しも、自分の意志で勉強を続けるのは大変なのです。
しかし「相談に乗ってくれるスタッフ」や「一緒に勉強する友達」がいると、勉強が進んでいるか確認してくれたり、一緒に楽しみながら勉強できたりするため、学習を続けやすくなるのです。
つまり「スタディサプリ」と「東進衛星予備校・河合塾マナビス」の大きな違いは、モチベーションを保ってくれる「ペースメーカー」の役割があるかどうか、です。東進衛星予備校や河合塾マナビスは、質の高い授業に加えて「勉強を継続できる環境」が整えられているのです。
たしかに「質の高い授業」だけを比べれば、スタディサプリ・東進衛星予備校・河合塾マナビスとも、同レベルの質です。ただ、「授業を上手く活用できない人」がいるため、東進衛星予備校と河合塾マナビスは、「スタッフや友達と勉強を頑張れる環境」を整えているのです。
勉強習慣を身につけているなら、スタディサプリで受験対策を十分にすることができます。「自分だけでは勉強を続けられない」「ついなまけてしまう」という場合は、東進衛星予備校や河合塾マナビスを利用すると良いです。
スタディサプリは「自己管理」が必要
スタディサプリは校舎のスタッフに声をかけてもらったり、友達と一緒に校舎へ通ったりすることができません。そのため、「自分で管理」する必要があります。
スタディサプリで学ぶときには「月間」と「週間」の計画を立てて、「いつまでに、どれくらいの動画授業を見るか」について計画を立てることをおすすめします。そして「この時間は勉強する」と決めておくと、毎日しっかりと動画授業をこなすことができます。
スタディサプリはたしかに「自分の意志で学ぶ必要」があります。ただ、逆にいうと「自己管理のトレーニングをすることができる」「より自立した人になることができる」という見方もできます。自己管理は社会人になって仕事を始めると大切になるため、高校生のころから身につけておくのは良いことだと思います。
まずは体験してみるのがおすすめ
スタディサプリ、東進衛星予備校、河合塾マナビスには、以上のような違いがあります。勉強習慣が身に付いていて、自己管理ができるのなら「スタディサプリ」、自分で勉強する自信がなければ、「東進衛星予備校」か「河合塾マナビス」をおすすめします。
東進衛星予備校と河合塾マナビスは料金、授業の質、受講システムが似ています。そのため、体験して「自分に合う」と思った校舎を選ぶと良いです。また、どちらか一方の校舎しか近くにない場合があります。そのため、「通いやすい校舎」を選ぶのも良いと思います。
スタディサプリは2週間の無料おためしができるため、まずは授業が分かりやすいかどうかを確認してみると良いです。
また、東進衛星予備校と河合塾マナビスも、時期によっては「無料講習の期間」を設けています。東進衛星予備校は「招待講習」、河合塾マナビスは「特別無料講習」という名称で開催されています。
無料講習の期間中は無料で校舎を利用することができ、指定の講座も学ぶことができます。授業の質以外に校舎の雰囲気やスタッフの対応を体験することで、自分に合うかどうかを確認することができます。
また、招待講習や無料招待講習以外の期間も体験をすることはできます。ただ、上記の期間中は「校舎に通って」体験を受けることができるのに対して、1日だけの体験になることが多いです。いずれにしても、最寄りの校舎に問い合せてみると良いでしょう。
迷ったら併用してみる
スタディサプリは月1,078円(税込)で利用できるため、人によっては「東進衛星予備校+スタディサプリ」「河合塾マナビス+スタディサプリ」のように、併用することがあります。どのサービスを利用しようか迷う場合には、こうした使い方もおすすめです。
また、東進衛星予備校や河合塾マナビスは費用の関係から、講座を取りたくても取れない場合があるかもしれません。このときにスタディサプリで勉強を補えば、よりしっかりと受験対策をすることができます。
ただ、「やるべきことを絞る」ということは意識しておくと良いです。「あれもこれも」とさまざまな教材に取り組もうとすると、どれも中途半端な理解度になってしまいます。「英語と数学は東進衛星予備校の授業とテキストで勉強する。国語はスタディサプリが分かりやすいので、スタディサプリだけで勉強する」のように、取り組む教材をはっきり分けておきましょう。
おわりに
ここでは、スタディサプリ・東進衛星予備校・河合塾マナビスの3サービスについて比較してきました。
まとめると上のようになります。スタディサプリは安いので利用しやすいですが、勉強習慣が身に付いている人向けです。自分で勉強できない場合は、東進か河合塾を利用することをおすすめします。東進衛星予備校と河合塾マナビスはよく似ていますが、校舎によって雰囲気は違います。そのため体験して、「通いやすい」と感じた校舎を選ぶと良いです。
スタディサプリ・東進衛星予備校・河合塾マナビスはいずれも、とても質の高いサービスです。自分に合ったものを活用して、志望校に合格する学力を身につけましょう。