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大学受験に向けた英語の勉強をするために、人によっては「ラジオの英会話講座・英字新聞・洋画・洋楽」などを利用することがあります。これらの教材でも英語を学ぶことはできますが、「大学受験対策として、本当に役立つのか」が気になりやすいです。
基本的にこうした教材を大学受験に使うことは、おすすめしません。ここでは「ラジオの英会話講座・英字新聞・洋画・洋楽を、大学入試対策として使う場合」について紹介します。
なお、効果的・効率的に英語を学ぶなら、「スタディサプリEnglish」というサービスはとても良いです。最初に7日間の無料おためしをすることができるため、親子で相談して使ってみるのはおすすめです。
ラジオの英会話講座・英字新聞・洋画・洋楽は必要ない
ラジオの英会話講座・英字新聞・洋画・洋楽は、大学受験の英語を学ぶには不向きです。使う必要はありません。その理由は、「体系的(基礎から順番に並んでいること)にまとまっていないため」です。
同じ英語学習でも「日常英会話」「英検対策」「TOEIC対策」「大学受験対策」は、全て内容が違うはずです。
大学受験の勉強は、基礎から積み重ねて学ぶ必要があります。「入試によく出る単語・文法」を学んだり、「文の構造をきちんと理解できる読解力」を身につけたりする必要があります。こうしたことを学ぶには、大学受験対策用にまとまっている参考書・問題集などを使うほうが高い学習効果を得られます。
例外として、使うことで効果を得られる場合もある
基本的には上のように、ラジオ英会話や英字新聞を使う必要はありません。ただし例外として次に紹介する3つの場合には、これらの教材が受験対策に役立つことがあります。
英語が苦手な場合の「きっかけ」として使う
英語が苦手な人によっては、「英語を見るのも嫌」ということがあります。この場合、英語に対する抵抗感をなくすために、洋画や洋楽を使うと効果的です。
映画を字幕で見たり、洋楽を聞いたりすることで、自然な形で英語に触れることができます。勉強として英語を学ぼうとすると、嫌になることが多いです。ですが映画や音楽を通して英語に触れると、「英語は楽しいものなのかもしれない」と考えやすくなります。
勉強をするときに、嫌な気分で取り組むのと、興味をもって取り組むのとでは、力の伸びに大きな差が生じます。積極的に学ぶと成績が伸びやすくなり、結果が出るとより勉強を頑張れるようになります。
このようにラジオ英会話や洋画、洋楽などは、本格的な勉強を始める前に「きっかけ」として活用すると良いです。
高1・高2で、英語が得意な場合に取り組む
いま高1や高2生で英語が得意だったり好きだったりする場合は、こうした教材を使うのはおすすめです。ラジオ英会話は楽しく英語を学ぶことができ、英字新聞は海外の文化や最新のニュースに触れることができます。また、洋画や洋楽も、「英語を学ぼう」と意識すれば、楽しく英語を習得できる教材になります。
こうした勉強で英語がさらに好きになれば、より実力を伸ばしやすくなります。高1、高2の時点で英語が得意な場合、ある程度の基礎ができているはずです。そのため上のような教材を活用しても、十分に使いこなすことができます。
ただしもちろんですが、受験に必要なポイントがまとまっている参考書・問題集のほうが効率的なことは、間違いありません。高2の冬や高3になる頃には、受験対策用の教材に切り替えることをおすすめします。
基礎を固めて大量の英語に触れたい場合は、使うのも良い
ラジオの英会話講座や英字新聞などは、大学受験対策に不向きというだけで、良い教材ではあります。
英語は文法や単語の基礎を固めたら、「量」をこなす必要があります。長文をたくさん読んだり、できるだけさまざまなリスニングの音声を聞いたりすると、速読力やリスニング力を高めることができます。
英語の基本的な知識を身につけて「たくさんの英語に触れたい」という段階まできたら、ラジオ英会話などを使うのも良いでしょう。目安としては「高3の9月以降」です。夏までに単語・文法・読解を習得して、秋以降に英語のシャワーを浴びるために英字新聞などを使うと良いでしょう。
ただしあくまでも、「英語により慣れる」という目的で使うことをおすすめします。英字新聞やラジオ英会話などをメインの教材として使うのではなく、軸となる参考書・問題集を別に用意して、量を補強する意味でラジオや新聞などを使いましょう。
たくさんの英語に触れるなら、「スタディサプリEnglish」がおすすめ
たくさんの英語に触れたい場合、上記の教材よりも「スタディサプリEnglish」がおすすめです。
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ラジオ講座や英字新聞でバラバラに知識を得ても、あまり実践的な力をつけることができません。順番に必要なことを学ぶほうが、「まとまりがあり、使いこなしやすい知識」を習得できます。
スタディサプリEnglishはスマホやタブレットだけで学ぶことができ、10分ほどの空き時間にリスニングを聞き流したり、ご飯までに文法を学んだりと、好きなときに活用することができます。
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ラジオの英会話講座・英字新聞などは、「余裕があれば」で良い
ここでは「大学受験英語の勉強に、ラジオの英会話講座・英字新聞・洋画・洋楽を使う場合」について紹介しました。基本的にこうした教材は、「興味や余裕があれば使う」という程度にとどめましょう。大学受験対策用の参考書・問題集や、体系的にまとまった教材などのほうが、効率良く英語を学ぶことができます。どうしても興味が湧いた場合には、ラジオ講座なども使ってみると良いです。