家庭教師の指導はどんな感じ?宿題は出る?勉強の仕方は教えてくれる?

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家庭教師を検討するときに、どのような形で指導をしてくれるのか、分からないこともあると思います。家庭教師の指導内容が子供に合いそうかを前もって確認することで、授業がスタートしたときにぐっと成績が伸びやすくなります。

そこでここでは、「家庭教師の指導内容」について紹介します。指導のイメージをつかむと、家庭教師の良い検討材料になるはずです。

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家庭教師の講師が行う指導の、一般的な流れ

家庭教師センター(家庭教師を紹介してくれるサービス)にはさまざまな講師が在籍しており、各先生ごとに指導の仕方が異なります。ただ、基本的な流れは、次のような流れで進みます。

項目の解説→問題を解く→解答の説明

上のように、「講師が学習内容を解説して、実際に問題を解いてみて、その解説をする」という流れで授業が進みます。ただ、講師は子供の様子を見ながら臨機応変に指導を進めるため、必要な項目の説明に重点を置いたり、より問題演習を中心に進めたりすることもあります。

高校生の場合、1回の指導時間が90分や120分など、長めの場合が多いです。そのため授業時間の半分あたりで、5分くらいの休憩を挟むのが一般的です。5分の休憩時間を授業時間に含むかは、家庭によります。「休憩の時間も授業と考えて大丈夫」という家庭もあれば、「休憩時間は授業に含めないでほしい」という家もあります。

ちなみに指導をする場所は、「子供の部屋」や「リビング」が多いです。子供部屋だと講師が授業に集中しやすいですが、親としては指導の様子が分かりづらく、少し心配だと思います。その場合、リビングなどの目に届きやすい場所で指導してもらうと良いでしょう。あまり講師の邪魔にならないよう、気をつければ問題ありません。

私が家庭教師の講師として教えていたときは、同性(男子)を教えるときは子供部屋、異性(女子)を教えるときはリビングもしくは「子供部屋のドアを開けておく」ことが多かったです。

「予習重視」か「復習重視」かは、子供に合わせて

授業のスタイルとして、授業前に子供があらかじめ勉強しておく「予習型」と、講師が教えた内容をあとで勉強し直す「復習型」に分かれます。どちらの指導形式で進めるかは、講師が親・子供と相談して決めます。子供によって勉強の仕方や理解のしやすさは異なるため、それぞれの生徒に合わせて指導の進め方も変わるのです。

希望があれば、トライなどの家庭教師センターに「復習重視で進めてほしい」のように前もって伝えておいたり、講師に初めて授業をしてもらうときに「復習中心でお願いしたいです」と相談したりしておくと良いです。

子供が「勉強が苦手・嫌い」のようにモチベーションが低めな場合には、復習型のほうが向きやすいです。「授業前に前もって勉強しておいて」と子供に伝えても、勉強せずに授業を迎えることが多いためです。逆に子供の勉強意欲が高い場合は、「先に問題を解いてもらっておき、授業でその解説をする」という予習型にすると、効率良く学習が進みます。

教えてもらう科目は自由。使うテキストも自由

家庭教師では、講師に教えてもらう科目は自由です。

家庭教師センターで講師を紹介してもらうときには、「理系のクラスにいて、英語と数学を教えてほしい」のように希望を出します。この場合、英語と数学を教えることができる講師を紹介してもらうことができます。

ただ、講師によっては「英語と数学以外にも、物理や化学も指導可能」という人もいます。こうした先生に教えてもらう場合、最初に希望を出していなくても、物理や化学も教えてもらって問題ありません。

ですが教えてもらう科目を増やしすぎると、各科目の指導時間が少なくなってしまいます。そのため「重点的に教えてもらう科目」については、1~2科目に抑えておくと良いです。そして「物理や化学については、どうしても分からないことがあるときだけ質問する」のように教えてもらうと良いです。

また、授業で使うテキストも自由です。高校生の場合、「学校の教材」もしくは「市販の参考書・問題集」で教えてもらうのがおすすめです。高1・2生の指導は「学校授業のフォロー」が中心になるため、学校の教材を中心に使うと良いです。高3生の場合は大学受験対策をする必要があるため、市販の参考書・問題集を使うのがおすすめです。

家庭教師センターによっては、オリジナルのテキストを用意していることがあります。ただ、家庭教師センター独自のテキストは、値段が高いです。月1万円くらいの費用が発生することは多いため、学校のテキストや書店で購入できるものを使えば十分です。家庭教師センターのスタッフからオリジナル教材の提案があった場合、すごく気に入ったら購入するのも良いと思います。

「熱血」か「優しく」かは、講師の紹介前に選べる

講師によって性格は違い、いわゆる「熱血」な指導をする人もいれば、優しい雰囲気で教えてくれる人もいます。「どのような先生に教えてほしいか」の希望があれば、講師の紹介をしてもらう前に、家庭教師センターへ希望を伝えておきましょう。「うちの子供は落ち着いているので、優しい先生のほうが合うと思う」「とにかくだらけていて勉強しないので、熱血な先生にリードしてほしい」のようにお願いすると良いです。

ちなみに私は熱血タイプではなく優しく教えるタイプですが、子供によっては「優しいながらも勉強はどんどん進める」という形で指導することもありました。

宿題も必要に応じて出してくれるが、子供に合わせられる

講師は必要に応じて、宿題も出してくれます。

週1回のペースで講師に来てもらう場合、授業以外の日にこなせる量の宿題を出してもらうことで、よりテンポ良く勉強を進めることができます。

子供によっては「何を勉強すればいいか分からない」ということがあります。講師にはっきりとやるべきことを指示してもらうことで、勉強に取り組みやすくなります。

なお宿題の量は、子供によって調節されます。たくさんの宿題を出しても、それをこなせなければ意味がありません。そのため講師は子供の様子を見ながら、適切な量の宿題を出してくれることが多いです。

私の場合、最初は宿題なし、もしくは少なめで授業を進め、子供が授業に慣れてきたらしっかり宿題を出すことが多かったです。ただし中にはやる気が高い子もいるため、こうした場合は最初からしっかり宿題を出していました。

「勉強の仕方」についても教えてもらえる

家庭教師の講師は勉強だけでなく、「勉強の仕方」も教えてくれます。

「何をどうやって勉強すれば良いのか分からない」という子供は多いです。講師が指導できるのは週に1回や2回の場合が多いため、講師による授業だけでは「勉強時間」が足りません。自分で勉強をする時間は、絶対に必要なのです。

講師に勉強の仕方を教えてもらうことができれば、子供は自分で勉強できるようになります。すると講師による授業もさらに活用しやすくなり、より成績も伸びやすくなります。このサイクルを3ヶ月や半年も続ければ、かなり大きく学力を伸ばすことができるようになります。

最初のうちは勉強の仕方を教えてもらっても、なかなか上手く学習を進められないかもしれません。ですが授業で繰り返し勉強の習慣づけをすることで、成績を伸ばすことはできるのです。

「今後の進路」についても相談できる

講師には、「今後の進路」についても相談することができます。「文系と理系どちらが良いかで迷っている」「どの大学を志望校にするか悩んでいる」「学部をどこにしようか迷っている」など、勉強内容だけでなく、今後について悩んだり迷ったりすることもあると思います。こうしたときにも、講師へ相談すると良いです。大学生の講師は実体験を元にして、社会人の講師はこれまでの指導経験を元にしてアドバイスをしてくれます。

また、進路については講師だけでなく、「家庭教師センターのスタッフ」も相談に乗ってくれます。電話で連絡して今の状況を伝えると、それを元に入試情報や大学のデータなど、さまざまな情報を提供してくれるはずです。講師だけでなく「家庭教師センターのサポート」も活用することで、より学習効果を高めることができます。

指導日以外、講師への質問は不可。「計画」を立ててくれる

講師による指導は、基本的に「授業日のみ」です。つまり講師が来てくれる日ではないときに講師へ質問したり、連絡して相談したりすることはできません。ただし講師によっては「頼ってくれるのは嬉しいから」という気持ちから、電話での相談などに応じてくれる場合はあります。

講師は上でも紹介したように、自分がいないときの代わりとして宿題を出してくれます。さらに講師は「明日はこれを勉強して、2日目はこれに取り組むといいよ、3日目はこれ」のように、「1日ごとの計画」を立ててくれることもあります。

単に宿題を出してもらうだけでなく計画を立ててもらうと、より取り組みやすくなります。講師に「どうやって宿題を進めると良いか、計画を立ててほしい」と伝えると良いでしょう。

講師が合わない場合、会社へ連絡して変更を

ここまで紹介したように、講師は基本の流れを踏まえつつ、子供に合わせて指導を進めてくれます。ただ、やはり講師も人のため、子供との相性が合わない場合はあります。親から見て「この先生は子供と合わない」と感じたり、子供が講師の授業に不満を感じたりしている場合、「講師の変更」をお願いすると良いです。

この場合、あらためて講師の選抜やスケジュール調整が必要なため、紹介までに1~2週間ほどの時間がかかります。ただ、合わない講師から無理に教えてもらうよりは、早めに見切りをつけて別の講師に教えてもらうほうが良いです。ほとんどの家庭教師センターでは、講師の変更を無料で受け付けています。

実際に「体験」すると、より分かりやすい

ここでは、「家庭教師の指導内容」について紹介しました。家庭教師の講師はここまで紹介したように、学習効果の高い指導をしてくれます。ただ、「実際に良い指導なのか」「本当に子供に合うかどうか」を知るためには、家庭教師の体験を受けてみるのもおすすめです。

ほとんどの家庭教師センターでは「無料体験」を行っています。家庭教師センターのスタッフが実際に子供を教えてくれることで、「家庭教師の授業が良いものかどうか」を実感することができます。ちなみに体験のあとに強引な売り込みをされることはありませんが、家庭教師についての詳しい案内はあります。

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