大学受験合格後の参考書・問題集・予備校テキストの処分・整理方法

合格後

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晴れて大学に合格したあとは、受験勉強に使った参考書・問題集は必要なくなります。英語の単語帳くらいは大学入学後も使えますが、ほとんどの教材がただ置いておくだけになるため、処分・整理すると良いでしょう。

ただ、受験勉強のときに使い込んだ教材は、思い入れがあるもの。捨ててしまうのはちょっと気が引けたり、何だかもったいなく感じたりすることもあると思います。

書き込みやマークをたくさんつけて頑張った参考書や問題集を捨ててしまうと、なんだか自分の思い出を捨ててしまう気分になるものです・・。

ここでは「大学受験後の参考書や問題集の処分方法」を紹介します。

参考書・問題集は早めに整理!年度によって内容が変わるため

参考書や問題集は、新しいほど高く売れます。そのため、整理するなら早めがおすすめ。

どの教科もベースの学習内容はあまり変わらないものの、年度によって細かな部分が少しずつ変わります。古い教材ほど内容が今のカリキュラムとズレるため、なるべく新しいうちに買い取ってもらうほうが金額は高いです。

買い取ってもらう場合、受験を終えてから1年以内には整理すると良いでしょう。

参考書・問題集の処分・整理方法6つ

使った教材をどう処分するか?
方法は大きく6つあります。

  • 気にせず捨てる。
  • 兄弟や後輩に譲る。
  • 高校の図書館や塾に持っていく。
  • ブックオフで売る。
  • メルカリで売る。
  • 参考書・問題集専門の買取りサービスを利用する。

気にせず捨てる

教材を処分する一番カンタンな方法は、捨てること。資源ごみの日にまとめて出せばOKです。または「古紙の回収所」が近くにあることもあるため、スマホなどで調べて両親に連れて行ってもらうのも良いでしょう。

大学合格後は時間ができるものの、遊びや大学入学に向けた準備で何かと忙しいもの。高く売れそうな教材がないなら、思い切って捨てるのもひとつの方法です。

ただ、よく使っていた参考書や問題集は、思い出に残しておきたくなることもあるかもしれません。

筆者も「大学に入っても、もしかしたら使えるかも」と思い、よく使っていた参考書は大学に入学したあとも持っていました。ですが大学に通っている間、その教材を開くことは1度たりともありませんでした。。しばらく残しておくのも良いと思いますが、いさぎよく処分しても後悔しないことがほとんどです。

兄弟や後輩に譲る

捨てるのがもったいないなら、兄弟や後輩にあげるのもひとつの方法。

参考書や問題集は1冊1,000〜1,500円ほどかかり、何冊か買うと1万円や2万円くらいにはなります。なるべく教材にお金をかけたくない後輩に問題集などをあげると、喜んでくれます。「書き込みがあるけど大丈夫?」と確認しておくと良いでしょう。

教材は捨ててしまえば単なるゴミと化してしまいますが、後輩にあげれば見事に復活します。これから受験勉強を始める新高2・高3生に譲り、活用してもらいましょう。

高校の図書室や塾に持っていく

「参考書や問題集をあげる後輩がいないけど、捨てるのはもったいないな」と思う場合、高校の図書室や塾へ持っていくのもおすすめです。

高校の図書室や塾の本棚には、後輩のために卒業生が寄贈(きぞう)した参考書や赤本が置かれていることが多いです。あなたも教材を持っていくことで、これから勉強する受験生の役に立つことができます。

ブックオフで売る

本を売ろうと思ったら、まず思い浮かぶのがブックオフです。

受験勉強では参考書や問題集を何冊も使いますが、ブックオフならまとめて買い取ってもらえます。すぐに部屋がすっきりして、新しいものやあまり使わなかった教材は意外と高値になることもあるため、持っていくのも良いでしょう。

ただしブックオフは、買取り金額はあまり期待できません。「けっこう高くなるかも!?」と楽しみにして行ったら、「全部で300円」とガッカリな結果になることもあります・・。「せっかくなら、なるべく高く売りたい」という場合はおすすめしません。

メルカリで売る

教材を1番高く売りやすいのは、メルカリ。1冊300円や500円ほどで出せば買う側としては安いため、意外とスムーズに売れます。

ただしメルカリは

  • いつ売れるかは、運による。
  • 1冊ずつ売る必要があり、発送作業の手間がかかる。

というデメリットがあります。さらに出品してすぐ売れるわけではなく、教材や状態によっては大学入学後も売れずに残ってしまうことも。また、売れたら早めに発送する必要があるため、けっこう手間がかかって大変です。

新生活の準備もある中で何冊もメルカリで売るのは、難しいかもしれません。

参考書・問題集専門の買取りサービスを利用する

ブックオフとメルカリの中間的な存在として、参考書や問題集を専門に買い取ってくれる「学参プラザ」というサービスもあります。

学参プラザの良いところは、

  • まとめて買い取ってもらえる。
  • 買取り金額がまずまず高く、人気の教材で状態が良いものはさらに高値。
  • 手続きがカンタン。買取りを申し込むと送られてくるダンボールに、教材を詰めて送るだけ。

という3点。

メルカリで1冊ずつ売るよりは安くなりますが、まとめて買い取ってもらえるのは助かるもの。書き込みがたくさんある参考書も買い取ってもらえるため安心です。

また、学参プラザは予備校のテキストも買い取ってもらえます。駿台や河合塾のものはかなり高値になるものもあるため、予備校に通っていたならぜひチェックしてみてください。

例として、最新版の赤本なら1冊400円以上、駿台・河合塾のテキストは1冊1,000円以上になるものもあります。まとめて売れば、1〜2万円くらいになることもあるはずです。

【学参プラザの買取り手順】

  1. スマホで買取りの申込み。
  2. 専用のダンボールが送られてくる(無料)。
  3. 教材を詰めて、「学参プラザの買取りセンター」に発送。
    (20冊以上で送料無料)

上のように、手続きもカンタンです。

「学参プラザ」の公式サイト・詳細

参考書や問題集をなるべく高く売るには?

今まで使ってきた参考書や問題集を売るときは、ひと手間かけると高く売りやすくなります。次の3つを押さえると良いです。

  • きれいに保管する。
  • メルカリで売る場合、なるべくきれいに撮影する。汚れなどは正直に伝える。
  • ブックオフではなく、ほかの場所で売る。

きれいに保管する。取れる汚れは拭いておく

ボロボロの状態や汚れが目立つ教材は、高く売れません。なるべくきれいに保管してあると、高値になりやすくなります。ただし受験を終えたあとできれいな状態に戻すのは限界があるため、カバーの汚れを拭き取っておくくらいがせいぜいです。

かばんの中に入れて折れ曲がっていたり、雨でフニャフニャになったりした教材は、売るのをあきらめて捨てるのも良いでしょう。

メルカリで売る場合、なるべくきれいに撮影する。汚れなどは正直に伝える

メルカリで売る場合、写真を撮影する必要があります。このとき適当にカメラで撮る人もいますが、なるべく明るく周りに何も写り込まない環境で、清潔感を意識して撮ると良いです。「ていねいに使ってそう」と思ってもらえることで高く売れやすく、早く売れる確率もアップします。

ただし教材に汚れがある場合、文章で伝えておくほうが良いです。「きれいな状態です」のように詳細を伝えないと、なかなか売れない、または売れても低評価につながってしまう可能性があります。折れ・汚れ・書き込みなどは正直に伝えて、「それでも良ければご購入ください」というスタンスにしたほうが、自分にとってもストレスがありません。

ブックオフではなく、ほかの場所で売る

これは上でも触れていますが、ブックオフは近くでお店を見つけやすく、まとめて買い取ってもらえるのがメリット。高値での買取りはあまり期待できないため、メルカリや学参プラザを利用するほうがおすすめです。

教材をすっきり整理して、大学生活へ!

ここでは「大学受験を終えて使わなくなった教材の処分方法」について紹介しました。

大学に入学すると新たなテキストをたくさん購入することになり、大学受験の教材は過去のものになります。愛着のある教材は保管しても良いと思いますが、それ以外のものは整理・処分するのがおすすめ。上で紹介した処分・売却方法を、参考にしてほしいと思います。

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