大学の下宿探しを始める時期は「合格後なるべく早く!」ポイントとコツ

合格後

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子供が大学に合格したら、1人暮らしを始めることもあると思います。この場合は「下宿先」を探す必要がありますが、「いつから探し始めれば良いのだろう」「どんな点に気をつけて物件を探せば良いのだろう」のように考えることもあると思います。

そこでここでは、「大学合格後の下宿探し」について、「物件を探し始める時期」や「物件探しのコツ」を解説します。新生活の準備を、テキパキとこなしましょう。

下宿先を探す時期は「大学合格後、できるだけ早く」

下宿先を探す時期は、「大学合格後、できるだけ早く」がおすすめです。また、当然ですが親と子供で一緒に不動産屋などに出向き、下見をしましょう。

大学に合格して上京・引越しをする人は、一斉に物件探しを始めます。つまり学生向けのアパート・マンションは、条件の良い物件からどんどん埋まっていきます。

推薦入試で志望校に合格できた場合は、物件探しにとても有利です。12月ごろから下宿先を探し始めることができるため、条件の良い部屋で新生活を始めやすいです。ただ、推薦で大学に入学する人はそこまで多くないため、「私立大学が第1志望だった場合」は十分有利です。私大は2月に合否が発表されるため、そこからすぐに物件探しを始めれば、良い部屋はまだ残っています。

一番不利になりやすいのが、「国公立大学が第1志望の場合」です。国公立大学の合否発表は前期が3月上旬、後期が3月下旬となるため、そこから物件を探し始める必要があります。ただ、国公立大学の周辺にほかの大学が少なければ、良い下宿先は3月に入っても空きがあることはあります。

いずれにしても、「入学する大学が決まったら、早めに動く」のが下宿探しの基本です。

私の場合は国立大学に前期で合格したため、そこから慌ててアパートを探し始めました。すぐに大学近くの不動産屋へ問い合わせて、2、3日以内には相談をしに行っていたと思います。不動産屋へ行くと確かに物件は少なくなってきていましたが、それでも何とか比較的良い部屋を見つけられました。

「生協が斡旋する物件」と「不動産屋の物件」の違い

物件を探す場合に、「生協が斡旋(あっせん:おすすめすること)する物件」と「不動産屋が紹介してくれる物件」のどちらで探すか迷うことがあります。

生協は「安心感」がメリット

生協が扱っている物件は「安心感」があります。生協は大学の学生や教員・職員によって作られている、「非営利の団体」です。そのため強引な営業トークはありません。

また、生協は「同じ大学に通う学生だけが住んでいるアパート・マンション」を紹介してくれます。社会人が同じ建物に住んでいないため、騒音でクレームを受けるなどのことがありません。

さらに生協は学生生活で必要になるパソコンや洗濯機、冷蔵庫などの家電製品も、合わせて購入をサポートしてくれて、住み始めてから不安なことがある場合は、大学内にある生協の窓口に相談できます。

ちなみに生協で販売されているパソコンなどは、正直なところ割高な傾向です。そのため、ヤマダ電機やヨドバシカメラなどの家電量販店や、楽天、アマゾンなどで購入するほうがおすすめです。

生協が扱う物件の仲介手数料は物件によって異なり、「無料〜家賃1ヶ月分」が多いです。

生協の物件は個人的に「すごく良い」という印象はないのですが、安心感を重視したい場合はおすすめです。

不動産屋は「物件の豊富さ」「サービスの充実度」がメリット

ここまでの内容だと、「不動産屋より生協のほうが良さそうだ」と思うかもしれません。ただ、不動産屋で物件を探すのも、十分良い手段です。

不動産屋は「取り扱い物件数が多い」という点がメリットです。生協は「大学生のみが住んでいるアパート・マンション」だけに絞っていることで、取り扱う物件が少ない場合があります。

不動産屋の中でもアパマンやミニミニなど大手のお店は、学生だけが住む物件に限らず、他の物件も紹介してくれます。そのため、幅広い物件の中から選ぶことができます。大手でないところは取り扱い物件が少ないことがあるため、下宿先を探すには少し不向きです。

また、不動産屋のスタッフは「この部屋はおすすめですよ」と営業トークをしてくることはあるものの、基本的には子供や契約する両親のことを考えて物件を紹介してくれます。そうしないと、契約に至らないためです。

生協も入居後の相談に乗ってくれるとはいえ、「賃貸アパート・マンションのプロ」といえるのはやはり不動産屋です。それぞれの物件は「管理会社」によって管理されていて、困ることがあれば不動産屋と管理会社、どちらにも相談することができます(ほとんどの相談は管理会社に連絡します)。

不動産屋の仲介手数料も、「無料〜家賃1ヶ月分」の場合が多いです。さらに最近は早めに下宿先探しをする人向けに、「物件をキープしておけるサービス」もあります。不動産屋もたくさんの学生に物件を紹介したいため、こうしたサービスを充実させています。

生協と不動産屋どちらを利用するにしても、大切なのは「紹介してくれる物件が、納得のいくものかどうか」です。下宿探しは時間との勝負でもあるため、「どちらも利用してみて、良い物件を紹介してもらえるほう」を検討すると良いでしょう。入居後のサポートは、どちらもしっかりと行ってくれます。

寮や学生会館は安いが、向き不向きがある

下宿先の候補として、「寮」や「学生会館」を検討することもあると思います。これらは大学が管理しており、安い家賃で下宿をすることができます。費用は大学によって違いますが、1万円ほどの格安料金で住むことができる場合もあります。

寮や学生会館は基本的に「男子学生向け」です。一般的なアパート・マンションに比べると部屋の質は低めで、トイレやキッチンなどは共同です。また、寮はさまざまな学生が住んでおり、人によっては人間関係に悩まされてしまうことがあります。

「どうしても、家賃を抑えたい」という場合には、寮や学生会館はおすすめです。ただそれ以外の場合には、一般的なアパート・マンションのほうがおすすめです。

下宿先を探すときのポイント・注意点

下宿先を探すときには、次のポイントに気をつけて物件を確認すると良いです。

  • 大学への通学に便利な立地か。
  • 駅まで向かうのに便利か。
  • 治安が良いか。
  • 近くにスーパーやコンビニがあるか。
  • 生活に必要な設備が整っているか。
  • セキュリティがしっかりしているか(特に女子学生の場合)。

これらを確認するためには、「物件の下見」をすることが大切です。入学までの限られた時間で物件探しをしていると、下見をせずに契約してしまうことがあります。ですがこれでは住み始めてから不便な点に気付いて、後悔することがあります。必ず部屋を確認して納得した上で、契約するべきです。

なお、上の条件が整っているほど、家賃は高くなります。できるだけ家賃は抑えられるほうが良いものの、安さにこだわりすぎて住みにくい部屋を選んでしまうのは良くありません。「だいたいこれくらいの家賃までで、なるべく良い下宿先を見つけよう」のように決めて、物件探しをしましょう。

また、「これと決めたら、すぐに決断すること」も大切です。「この部屋で良い気がするけど、もっと探せばほかに良い物件が見つかるかも」のように考えていると、別の人が先に契約を決めてしまい、良い部屋がどんどん少なくなってしまいます。「ある程度は条件の妥協が必要な可能性もあること」を頭に入れて、良さそうな部屋が見つかったらパッと決断しましょう。

下宿探しのコツは「早めの行動」!

ここでは、「大学合格後の下宿探し」について紹介しました。大学に合格した人はどんどん物件を探し始めるため、好条件のアパート・マンションの部屋は早めに埋まってしまいます。そのため入学する大学を決めたら、できるだけ早めに物件探しを始めましょう。上で紹介したポイントに気をつけながら、良いと感じた物件はさっと決めることをおすすめします。

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