コロナウイルスで状況が混乱する中、大学受験生が今できる勉強・対策方法

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新型コロナウイルスの影響で、2021年に行われる大学入試はかなりの混乱が予想されます。2020年4月に高3を迎えた場合、かなり注意して準備をする必要があります。

とはいえ、「準備って言っても、どうすればいいんだよ・・」と感じることもあると思います。ここでは「コロナウイルスで混乱した状況下で、どう勉強するべきか」を解説します。

「目の前の勉強に全集中!」が最大のポイント

まず最初に言えるのは、「やるべきことに集中する」ということです。

大学入学共通テストがあってもコロナウイルスで学校の勉強が遅れても、入試範囲は変わりません。状況は変わるかもしれませんが、志望校に必要な受験科目をしっかり完成させることが大切です。

ただ、今までの勉強方法では通用しなくなるため、ここから紹介する方向性を意識しましょう。

「独学で勉強する力」をつける。またはオンライン授業・家庭教師を活用

コロナウイルスの影響で、学校の授業はかなり慌ただしくなります。

高校の先生も生徒のことを考えてくれているはずですが、「細かい説明が省かれる」「最低限の解説で単元が終わる」「かなりのスピードで授業が進む」というようなことが起きる可能性は高いです。正直これでは、良い授業とはいえません・・・。

そのため今後は、「独学する力」をつけましょう。

学校が親身になってくれるなら良いですが、そうでないなら自分で勉強を進めるほうが早いです。最近は「スタディサプリ」のように、安価で質の高い授業を受けられるサービスが登場しています。学校の授業が進むのを待っているより独学で進めるほうが、自分で学習計画をコントロールできるので意外と安心です。

ただし独学は、自分の意志がとても大切。「よし、自分で頑張ろう!」と思っても、「気づいたらポテチをつまみながら、スマホでゲームをしていた・・」という失敗はよくあります。最初は強い気持ちで勉強を始める必要があります。

独学は慣れれば毎日できるようになりますが、もしどうしても自分で勉強できない場合は、予備校のオンライン授業やオンライン家庭教師などを使うと良いです。

スタディサプリも「合格特訓コース」というパーソナルコーチのようなスタッフがついてくれるプランがあり、月10,780円(税込)で利用できます。かなり人気で14日間のお試しもできるため、考えてみるのもおすすめです。

スタディサプリ高校講座・合格特訓コース

模試が会場で受けられないため、日頃から本番を想定して問題演習をする

コロナウイルスの影響で、河合塾や駿台が開催する模試も中止になっています。問題が郵送されて自宅で解く形になっていますが、これでは本番の緊張感を体験することができません。

模試は今の学力を測る目的もありますが、「本番の雰囲気に慣れる」ということも大きな目的です。

もしかしたら大学入試の実施方法も変わるかもしれませんが、現状はまだ不透明です。緊張の中でも自分の実力を出せるよう、自分で日頃から練習しておくことが大切です。

できれば普段と違う静かな場所で、時間を測って解く機会を作りましょう。感染対策がきちんとされている図書館や自習スペースを使ったり、自宅で場所を変えたりするのも良いです。本番は1日か2日で全ての科目を解くため、同じ形式で取り組むと良いです。

2週間や1ヶ月おきに本番を想定して練習することで、かなりアウトプット力を磨くことができます。

ただし多くの人は「まあ大丈夫でしょ」と考えて、こうした練習をしません。ですが特に国公立大学や難関大学を目指す人は油断できないため、しっかりと実践演習をしておくべきです。

入試本番はどうなるかまだ分からない。去年のボーダーを上回る勢いで勉強する

コロナウイルスの話題でかすんでいますが、2021年1月はセンター試験にかわり、初めて「大学入学共通テスト」が行われます。これまでよりも「文章を読み解きながら回答する問題」に重点が置かれていて、センター試験と形式が大きく変わります。

さらにコロナウイルスによる授業ペースの遅れ、模試の会場実施の中止など、注意するべきことが2020〜2021年はたくさんあります。

つまり、「去年までと同じ頑張りでは、同レベルの大学に合格できない」ということが予想されます。

大学入試に向けて勉強するなら、志望校のボーダーライン(合格に必要なセンター試験の得点)や合格点の目安を調べて、それを上回るレベルで頑張る必要があります。ほかの受験生も必死で頑張っているはずなので、油断せずにしっかりと対策が必要です。

「大学で何を学び、将来何をしたいか?」大学に行く目的をあらためて考えておく

コロナウイルスの影響は本当に大きく、大学も存在意義が問われています。

これまで大学は実際のところ、「皆が行っているから、とりあえず自分も行く」という人がたくさんいました。また、大卒のほうが高卒より、企業へ就職するときに有利という状況もありました。

ただ、コロナウイルスによって収入が減ることもあり、「大学って、意味なくない?」と考える人が増える可能性があります。また、最近は学歴社会が少しずつ薄れていて、「あなたは何をしたくて、何ができますか?」ということがより重要視されています。

 

大学は学問を研究・追求する場所ですが、あまり意味がない研究をしている大学は人が集まらない可能性があります。大学に行こうと思っても、行ける大学がなくなるかもしれません。

ここで考えるべきなのは、「大学で何を学び、将来は何をしたいか?」をあらためて考えることです。

これまでは「大学は自由な時間が多く、いろんなことにチャレンジできる」という風潮がありました。両親や周りの先輩から、「大学時代はすごく自由だったし、正直ヒマだったよ」という話を聞いたこともあるかもしれません。

ただ、今後は「将来やりたいことのために、大学で必要なことを学ぶ」という流れがより強まると考えられます。「まだ何をしたいか分からない」という場合、将来について考え、なぜ大学に行きたいかを考えておくべきです。

まだしばらくは「何となく大学へ行きたい」でも良いかもしれませんが、コロナウイルスをきっかけに「行ける大学がなくなってしまった」「学費が高くて、そもそも厳しい」のような状況になる可能性はあります。目標を持てば勉強を頑張るモチベーションが湧き、両親なども協力してくれやすくなるはずです。

前を見て勉強に取り組めば、道は開けるはず!

コロナウイルスの影響で、2020〜2021年の大学受験はかなり大きな変化があります。ただ、「入試に必要な科目を当日までに仕上げる」というゴールは変わりません。それに向けて前を見て勉強すれば、きっと道は開けるはずです。

まずは学校に左右されず、独学で勉強できる力を磨くべき。今は家で安価に学べる良いサービスもあり、実はやる気さえあれば実力を伸ばしやすい時代でもあります。大変な状況ではありますが、頑張ってほしいと思います。

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