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人気の通信教育、進研ゼミ。教材の質はとても良いですが、「本当にこれだけで大学受験は大丈夫?」と気になることもあると思います。
結論としては、「進研ゼミだけで志望校に合格することは、十分可能」です。
毎月の教材さえしっかり活用できれば、あとはカリキュラムに沿って勉強を進めるだけ。進研ゼミは「続けられない」という意見もありますが、最近はスマホ学習や面談などの改善が取り入れられ、より継続しやすくなっています。
ここでは「進研ゼミだけでの大学受験」について解説します。
進研ゼミだけで大学受験は十分できる!4つの理由
進研ゼミだけで大学受験が可能な理由は、次の4つの理由からです。
- 進研ゼミは毎年のように教材を改善して良質。変化の激しい新課程にも対応。
- 進研ゼミは高校講座から、スマホ学習が中心のため。AIによる分析で効率的に学習。
- 1科目だけ受講すれば、デジタル教材は全科目使い放題。
- 個別web面談(月3回まで)で、相談できる機会があるため。質問もほぼ翌日に回答。
進研ゼミは毎年のように教材を改善して良質。変化の激しい新課程にも対応
進研ゼミはずっと安定した人気を誇っています。進研ゼミを作成しているベネッセは入試問題を細かく分析していて、「進研模試」という模試も実施。教材も効率的に学習できるよう、入試や模試を元に作り込まれています。
また、最近の大学入試は共通テストの開始や情報・公共のような新科目が登場するなど、変化が激しいもの。進研ゼミはこうした新課程の入試にもいち早く対応し、最新の受験情報も提供してくれます。
要するに、大学受験に必要な教材も受験情報も質の高いものが用意されているため、あとはそれを使えば良い、ということです。
進研ゼミは高校講座から、スマホ学習が中心のため。AIによる分析で効率的に学習
進研ゼミは毎月テキストが送られてきますが、これに加えてスマホで学べる学習教材があります。
以前の進研ゼミが続けにくかったのは、「テキストを読んで理解する必要があったため」です。
わかりやすい説明でも、テキストを自分で読んで理解していくのは大変なもの。これが大変で挫折してしまう人はたくさんいました。
ただ、今の進研ゼミ高校講座はスマホでの学習が中心。映像教材があるため理解しやすく、問題はテキストで演習する形になっています。スマホだと電車の中やちょっとした空き時間でもすぐに勉強できるため効率的です。
さらに進研ゼミは、AIを積極的に活用。時間割・テスト日程・学校行事・得意・苦手科目から、「今日何をするべきか」が提案されるため、日々の学習に迷わないようになっています。
進研ゼミは教材がたくさんあり、「何から手をつければいいかわからない」「教材が多すぎて、メンタルが打ちのめされてしまった・・」ということがありましたが、今は教材の使い方まで道筋が作られるようになりました。
1科目だけ受講すれば、デジタル教材は全科目使い放題
進研ゼミは1科目受講すれば、テキスト冊子ではないデジタル教材は全科目で利用可能。全ての基礎学習を進研ゼミだけで終えられます。
問題演習をするための問題集や赤本は購入する必要がありますが、余計な教材を購入する必要はありません。ついほかの参考書などが気になることもあるかもしれませんが、進研ゼミだけに集中して取り組むほうが効率的です。
個別web面談(月3回まで)で、相談できる機会があるため。質問もほぼ翌日に回答
予備校や塾と進研ゼミで大きく違うのが、「サポート」。
以前の進研ゼミは費用がお値打ちな分、サポートは薄めで「とにかく教材を自分で進める」という感じでした。
予備校や塾は授業に加えてスタッフによる面談や声かけなどのサポートがあり、モチベーションを保ちやすいのがメリット。また、わからない点の質問も先生や自習室のTA(ティーチングアシスタント)に質問できます。
ただ、進研ゼミもデメリットの改善が加えられ、希望すれば月3回までweb面談ができるようになっています。勉強の進め方や受験についての相談を10日に1回ペースで受けられるのは、かなり良いです。
さらに進研ゼミの教材でわからないことがあれば「教科質問サービス(無制限)」を利用すれば、翌日には回答してもらえます。質問する頻度は人によりますが、意外と自分で理解できることはよくあるため、翌日回答でも十分なことは多いはずです。
進研ゼミだけで勉強する場合、前もって気をつけることもある
以上のように、進研ゼミだけで大学受験を乗り切ることはできますが、前もって気をつけておくべきこともあります。
以下の点が大丈夫でないと感じるなら、進研ゼミはやめておくほうが良いかもしれません。
- 使う教材を絞り、あれこれ迷わない。進研ゼミをフル活用する。
- 自分で勉強を進められそうか確認する。
- 無理なく取り組めることを重視。背伸びしてコースを選ばず、科目も絞る。
- 進研ゼミ以外の参考書・問題集で質問ができなくても大丈夫そうか考えておく。
使う教材を絞り、あれこれ迷わない。進研ゼミをフル活用する
進研ゼミだけで大丈夫か不安になっている人が特に気をつけるべきなのは、「本当に大丈夫かな」という心配から、あれもこれもと教材などに手をつけてしまうこと。
進研ゼミを含め、最近は質の高い教材・参考書・問題集・予備校などはたくさんあります。正直なところそれぞれ良いため、あとは「どれだけやり切れるか」がポイントです。
いくら良い教材を買ったり予備校に入ったりしても、それを活用して実際に勉強しないと学力は伸びません。進研ゼミを使おうと決めたら、迷わず集中してフル活用すると良いです。教材もサポートも全て使って勉強すれば、学力は大きな伸びが期待できます。
自分で勉強を進められそうか確認する
進研ゼミはスマホで勉強しやすくなり、サポートが充実したとはいえ、やはり「自分で勉強を進める」のが基本の学習スタイル。「勉強を頑張ろう」「行きたい大学に合格したい」というモチベーションがないと、続きません。まずは自主学習ができそうかを考えてみてください。
「誰かに声をかけてもらわないと勉強できない」「どうにもこうにも、ついだらけてしまう」という場合、進研ゼミは不向きです。
ただ、最初は頑張る気持ちがあっても、途中で気持ちが落ちてくることはあるもの。こうしたときのサポートは進研ゼミの個別web面談があるため、アドバイスをもらいながらモチベーションを保ちましょう。
無理なく取り組めることを重視。背伸びしてコースを選ばず、科目も絞る
進研ゼミを続けるコツは、「無理なく取り組めるコース」を受講すること。
「数学が苦手だけど、志望校は難関大学。コースも難関大挑戦コースにしよう」
のように、背伸びしてコースを選ばないようにしましょう。
「本当にやさしいレベルでも大丈夫?」と思うかもしれませんが、焦ってレベルの高いコースを選んでも、途中で挫折するか、中途半端な定着になりがちです。しっかりと基礎を固めれば応用レベルも理解しやすくなるため、まずは取り組みやすいコースで進め、苦手意識がなくなってきた段階でコースを変更すると良いでしょう。
難関大志望で伸び悩む人によくあるのが、応用レベルばかりに目がいってしまい、基礎がおろそかになること。基礎を飛ばして応用だけを理解するのは難しく、穴も多くなりやすいため、十分に気をつけてください。自分の学力を過信しすぎないことが大切です。
進研ゼミ以外の参考書・問題集で質問ができなくても大丈夫そうか考えておく
継続のしにくさは進研ゼミのデメリットとして薄まりつつありますが、もうひとつ注意しておくべきことに「市販の参考書・問題集で質問できなくても大丈夫そうか」は確認しておきましょう。
進研ゼミは質問できるサービスがあるものの、あくまでも進研ゼミの教材でわからないことに限ります。市販の参考書や問題集、過去問などで質問したくてもできないのは、気になる点ではあります。
ただ、ほとんどの問題は解説を読めば理解できることが多く、質問するには手間や時間がかかるため、
- 何度か解説を読む。
- 少し時間が経ってから、また取り組んでみる。
- 学校の先生や友達に質問する。
で解決できることは多いです。どうしても質問できる環境がないと不安な場合、進研ゼミはおすすめしません。
進研ゼミは使いこなせれば、塾や予備校より圧倒的にコスパが高い
進研ゼミは良質な教材で、しっかり活用することさえできれば、塾・予備校よりも圧倒的にお値打ち。
年間料金の目安は
高2:8.7〜12.7万円
高3:12〜20万円
というイメージ。塾や予備校は年間50〜120万円ほどかかるため、進研ゼミはコスパがとても高いです。
【進研ゼミ(2023年度)の受講費】
※6ヶ月や1年まとめての支払いで、割引もあります(申し込む月によって違うため、公式サイトで要確認)。
高1講座
教科数 | 料金(税込) |
---|---|
1教科 | 月5,660円 |
2教科 | 月8,500円 |
3教科 | 月10,410円 |
高2講座
教科数 | 料金(税込) |
---|---|
1教科 | 月7,220円 |
2教科 | 月9,490円 |
3教科 | 月10,620円 |
高3講座(大学受験講座)
科目数 | 料金 (税込) |
科目数 | 料金 (税込) |
---|---|---|---|
1科目 | 月10,860円 | 5科目 | 月14,290円 |
2科目 | 月11,890円 | 6科目 | 月14,970円 |
3科目 | 月12,800円 | 7科目 | 月15,650円 |
4科目 | 月13,610円 | 8科目 | 月16,330円 |
計画を立てて自分の力で進める力は、今後もとても役立つ
進研ゼミで勉強すると、「自分で物事に取り組む力」が合わせて身につくのも良いところです。
大学生になり、さらに社会人になると、周りの人が計画を立ててくれたり、モチベーションを保ってくれたりすることはありません。自分自身で管理する必要があります。
高校生のうちから進研ゼミで勉強していると、自分で計画的に勉強する習慣が自然と身につき、これは今後もとても役に立ちます。最近は手厚いサポートが用意されている塾や予備校もありますが、あえて自分自身で取り組む必要のある進研ゼミを選ぶのも良いでしょう。
進研ゼミの教材は良質。しっかり活用さえできれば、予備校なしでも大学受験に対応できる
進研ゼミは質が高く、予備校や塾なしで大学受験にも対応できます。
ただし大切なのは、「教材をしっかり活用できるかどうか」。進研ゼミをただ申し込んでも当然ですが学力は伸びず、映像教材やテキストを使って勉強に取り組む必要があります。
逆に毎日勉強する習慣づけさえできれば、あとは「進研ゼミのカリキュラム・教材・サポートに沿って学習を続ければ良いだけ」とも言えます。進研ゼミは最初に資料請求やサンプル教材ももらえるため、迷ったときはまず資料やサンプル教材をチェックしてみてほしいと思います。