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Z会はとても良い教材で、活用すれば大きな実力アップにつなげることができます。よりZ会で成果を出しやすくするために、「Z会の正しい使い方」を理解しておくと良いです。
ここでは「Z会を使った勉強の仕方・活用法」について紹介します。これからZ会に取り組む場合は、参考にしてください。
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Z会で勉強するときの全体像
まずはZ会で勉強するときの全体的な流れを紹介します。
- 教材が届いたら、中身を取り出す。
- テキストと動画で、必要な知識や解法を学ぶ。
- 分からないときや進め方について悩んだら、サポートも活用する。
- 添削問題に取り組み、提出。
- 添削問題を復習して、解けるようにする。
Z会は基本的に、毎月教材が送られてきます。つまり1ヶ月ごとに、上のサイクルを繰り返すことになります。それぞれについて、詳しく見ていきます。
教材が届いたら、中身を取り出す
Z会は1ヶ月に1度、教材が届きます。きちんと毎月こなすことができれば良いですが、場合によっては教材を溜めてしまうことがあります。最初のうちは「Z会で頑張って、成績を上げよう」と考えていても、だんだんと勉強へのモチベーションが下がってしまうのです。
そのためまずは、「教材を封筒から取り出す」ということを心がけてください。ごく基本的なことですが教材を目に入る場所に置き、「Z会で勉強しないと」という気持ちをもちやすくするのです。
正直なところ私も、Z会の教材が入った封筒を机に積み上げた経験があります。まずは教材を取り出して、パラパラと眺めてみると良いです。
また、Z会では「Zキューブ」という情報誌も、合わせて送られてきます。Zキューブには効果的な勉強の仕方や時事ニュース、これからの大学入試に関する情報などが掲載されています。
Z会の問題は大学受験業界の中でも、屈指のクオリティです。情報誌もハイレベルな受験生に合わせた濃い内容となっているため、空き時間を活用して気軽に読んでみると良いです。
ざっと教材を確認して、「計画」を立てる
教材を取り出したら、まずはひと月分の内容をざっと確認しましょう。全体像を把握することで、「1ヶ月の学習計画」を立てやすくなります。
全体を確認したら「週間計画」を作りましょう。「1週間で、テキストのここまでを終えるように頑張ろう」と決めれば、1日にどれくらい進めれば良いかも見えてきます。
Z会のテキスト1ヶ月分は、かなりボリュームがあるように思えます。ただ、1日に取り組むべき勉強量に直すと、1〜2時間ほどで済むことが多いです。また、「朝に1時間、夜に1時間」のように勉強時間を決めれば、より無理なく取り組むことができます。
いきなり教材を解き始めるのではなく、こうして計画を立てることがとても大切です。紙に書いても良いですし、スマホのカレンダーなどで管理しても良いです。また、Z会では「マイページ」を設けており、学習計画作りが簡単に行うことができます。これを活用するのも良いでしょう。
また、「毎日Z会に取り組むべき」といっても、「休みの日」は作ったほうが良いです。「週のうち6日は、Z会に2時間取り組む。残り1日は休む」のように余裕をもって計画を立てるほうが、長続きしやすくなります。
テキストと動画で、必要な知識や解法を学ぶ
Z会は「テキスト(Z Study)」「テキストの解説動画」「添削問題」で構成されています。
添削問題を解くために、まずは「Z Study」というテキストで必要な知識を学びます。テキストには例題や練習問題がついているため、基本的な内容はここで身につけましょう。上で立てた計画に沿って、1日の勉強を進めます。
また、テキストと連動した「解説動画」を、スマホやiPadで見ることができます。テキストだけでは理解しにくい場合、動画を見て学ぶと良いです。
分からないときや進め方について悩んだら、サポートも活用する
Z会のテキストで学んでいるときや勉強のことで悩みが出てきたときには、「ヘルプサービス」を活用すると良いです。Z会に申し込むと利用できる「Z会マイページ(web)」からの質問か、ハガキに質問内容を書いて郵送すると、回答してもらうことができます。
基本的にはwebでの質問をおすすめします。ハガキでの質問は手書きで郵送が必要なため、少し手間がかかります。ですが式などを書いて質問することができるため、どうしても分からないときには活用すると良いでしょう。
添削問題に取り組み、提出
そして、テキストでの知識習得を終えたら、添削問題を解きましょう。添削問題はテキストの内容をベースにしているものの、かなり難しく感じることが多いです。じっくりと考えて解くことで、思考力や知識を活用する「実践力」を養うことができます。
ただし、考えることに時間をかけすぎると、知識や解法を暗記する時間がとれなくなってしまいます。
東大・京大・医学部対策など、トップレベルの講座を受講する場合は、じっくり考える時間をとることも意味があります。
ただ、早稲田・慶應・旧帝大レベルを目指す場合、思考力を必要とする問題に取り組むことは確かに大切です。ただ、その前に「典型問題を確実に解く力」をつける必要があります。そのため添削問題に、時間をかけすぎないように気をつけてください。
ひとつの問題で15〜30分ほど考えて解くことができなければ、その問題はひとまず置いておきましょう。そして解ける問題だけを解いて、提出することをおすすめします。Z会も「分からない問題はひとまず空欄で良いため、提出を優先するべき。解けなかった問題は、あとで復習して解けるようになれば大丈夫」という勉強法を推奨しています。
添削問題は点数が低くても怒られることはないため、ペースを守るためにもとにかく提出すると良いです。また、解ける問題が少ない場合、講座のレベルが自分に合っていない可能性が高いです。このときはZ会に電話で相談して、自分に合った講座を提案し直してもらうと良いです。
背伸びをして難しすぎる講座を取るよりも、無理なく取り組める講座を確実に身につけるほうが学習効果は高いです。
Z会は添削問題に提出魏源を設けているものの、1年未満の期間内なら、過去の添削問題でも提出を受け付けてくれます。そのためもし溜めてしまった場合でも、あとで出すことができます。
添削問題を何度も復習して、理解を深める
添削問題を提出したら、Z会のスタッフがあなたの解答用紙を添削して、後日郵送してくれます(約9日後)。また、これと合わせて詳しい解説がついた「解説冊子(Z Study 解答解説編)」も送られてきます。
添削された箇所を確認して「自分の記述がなぜ駄目だったのか」を振り返ってください。これを積み重ねることで、思考力・実践力・記述力を養うことができます。
また、解けなかった問題を「復習」することも、とても大切です。解けなかった問題でも解説を読んで解けるようになれば、習得できたことになります。解説をじっくり読み込み、その後に自分でもう1度問題を解いてみましょう。そして解けるようになるまで、反復してください。
Z会は、ひとつの問題からさまざまなことを学ぶことができます。そのため何度も復習したり、別解で解いたりすることで、より実力をつけることができます。
添削問題を毎月解き続けると、高3の受験後半には「良問ばかりの問題集」ができ上がります。添削問題をまとめて復習して、それまで身につけた力を確かなものにしましょう。
Z会を受講して志望校に合格した人には、「受験直前期には、添削問題の復習ばかりをやっていた」という人が多いです。私もセンター試験後からは、過去問とZ会の添削問題を復習し続けていました。Z会の内容をしっかり身につけることができれば、難関大の問題でも動じずに対応できるはずです。
「いかに使いこなすか」がZ会で成果を出すカギ
ここでは、「Z会を使った勉強法」について紹介しました。Z会の問題は「良問」が揃っており、しっかり取り組めば偏差値アップ・志望校合格にとても役立ちます。
ただ、問題を実際に解き、それを身につけることができなければ、良い教材も無意味になってしまいます。上で紹介したように計画を立てて、添削問題の提出をペースメーカーとして勉強を進めましょう。勉強の仕方に慣れてきたら、Z会はあなたの大きな味方になってくれるはずです。