大学生活はどんな感じ?実際の様子や雰囲気を紹介

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大学受験の勉強をしていると、「大学生活は、実際どんな感じなのだろう」と気になることがあります。大学生活の雰囲気を知ると、より受験勉強へのモチベーションが高まりやすくなります。

大学は勉強以外にもさまざまな経験をすることができ、とても充実した生活を送ることができます。ここでは「大学生活の様子」について紹介します。

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基本は大学へ通って、授業を受ける

大学生へ入ると、自分が興味のある分野について学ぶことになります。

高校までの勉強は「やらなければいけない」という面が強かったかもしれません。大学の勉強は「学びたいこと」を学ぶため、勉強しようと思えば深く追求して学ぶことができます。

たとえば文学部なら文学を中心に、経済学部なら経済学を中心に勉強します。これが自分の「専門分野(専攻)」になります。

ただ、文学部でも、ある程度は経済学について学んだり、宇宙などについて学んだりすることもできます。自分の専門分野以外は「教養」と呼ばれ、幅広い知識を身につけるために学びます。

私が授業を受けた大学の教授は「T字型の人間を目指すと良いよ」と言っていました。「専門分野を深めて『縦の線』を作りながら、ほかの分野について学んで『横の線』を作ると、視野の広い人になることができる」とのことでした。ひとつの参考にしてください。

大学の敷地は「キャンパス」と呼ばれ、多くの場合キャンパス内には、複数の建物が並んでいます。そして「文学部の人は文学部棟で学ぶ」のように、各学部で建物が分かれています。

大学へ入学したら授業が行われる建物へ向かい、受講します。高校と違い、大学は同学年で数百人、数千人の学生がいます。そのため授業を受ける場所は人それぞれで異なります。

自己責任の面が大きく、自由度が高い

大学の授業は、受ける必要があります。ただ、大学では高校のように「担任の先生」はいません。そのため自分が「受ける」と決めた授業に関しては、自主的に受けに行く必要があります。出席を取る授業もありますが、取らない場合もあります。後者のような授業は正直なところ、サボろうと思えばサボれてしまいます。大学は高校と違い、「自由度」がとても高いです。

大学の授業も高校の授業と同じように「試験」が行われます。これに合格しないと、その授業を受けたことになりません。

授業で行われる試験に合格すると、「単位」がもらえます。単位はポイントのようなもので、大学4年の終わりまでに必要な単位数を取っていないと、大学を卒業することができません。

たとえば「経済学」という2単位の授業があるとします。経済学の授業を毎週受けて、最後に行われる試験に合格して初めて、「経済学を受けて、2単位を取得した」ということになります。

逆にいえば「単位さえ取ることができれば良い」という見方もできます。大学でどのように過ごすかは人それぞれの自由で、しっかり授業を受けて勉強を頑張る人もいれば、勉強は友達と協力してポイントだけを押さえて、サークルや旅行、アルバイトなどに力を注ぐ人もいます。

「大学生は学生なのだから、勉強するべき」という意見もありますが、大学生のうちにしかできないことを経験することも、ある意味で良い勉強になります。大学では「これが絶対に正しい」という過ごし方はないため、「あなたがどう過ごしたいか」を考えてみてください。

サークル・部活・バイトをする人は多い

上でもお伝えしたように、大学では勉強を頑張るのも良いですが、サークルや部活、バイトをするのもおすすめです。大学の授業は16~18時ごろには終わり、早い日は午前中のみの場合もあります。つまり大学では授業以外の時間は、かなり自由です。家に帰ってのんびり過ごすのも良いですが、せっかくならサークルなどに入ると、より充実した大学生活を送ることができます。

部活とサークルの違いは、簡単にいうと「本気度」です。部活は定期的に開催される試合に向けて、ハードな練習が行われます。また、週末に試合の予定が入ることも多いです。これに対してサークルは「気軽に楽しもう」という雰囲気で、部活よりも緩めです。サークルの場合は練習や集まりへの参加が自由で、毎週しっかり参加する人もいれば、あまり顔を出さない人もいます。

また、授業後にアルバイトをすれば、収入を得ることができます。高校生のうちからバイトをする人は少ないですが、大学生はバイトをしている人がとても多いです。バイトにはさまざまな種類があるので、興味のある仕事を経験してみるのもおすすめです。また、お金に余裕ができたら、好きなものを買ったり、海外旅行へ行ったりするなどの楽しみ方もできます。

人によっては「大学がつまらない」と感じることがあります。大学は「ただ授業を受けて、家に帰る」という生活だと、退屈しやすいです。自分から「サークルに入ってみようかな」「バイトを頑張ってみようかな」と行動を起こすことで、充実した生活になります。大学に入ったら、ぜひ興味のあることに取り組んでみてください。

大学は休みが長い

大学は高校より、夏休みや冬休み、春休みが長めです。夏休みは2ヶ月近くあり、冬休みや春休みも1ヶ月近くある場合が多いです。入る学部によっては休み期間中も講義があるものの、やはり高校より自由度が高いです。

こうした休みをのんびり過ごすのも良いですが、活動的な人は「大学生のうちしかできないこと」にチャレンジしています。日本中を旅行してみたり、留学したり、リゾート地でアルバイトをしたりと、「長期の休みでしかできないこと」があります。

大学受験生のうちから「大学の長期休みを利用して、何をしたいか」について考えてみるのも良いと思います。「これができたら面白いかも」というイメージが膨らめば、受験勉強へのモチベーションも高まりやすいです。

20歳を迎えると、お酒を飲めるようになる

大学生は途中で20歳を迎えるため、「成人式」へ参加することになります。また、成人になると、お酒を飲めるようになります。

大学はワイワイと楽しみたい人が多く、サークルや部活へ参加していると飲み会へ誘われたり、自分で開いたりすることがよくあります。お酒は飲みすぎると酔っ払ってしまうため、気をつけながら楽しみましょう。

私は部活に参加していましたが、週末になると部活のメンバーで飲みにいくことが多かったです。また、試合後は打ち上げがあり、祝勝会や反省会を兼ねてたくさん飲んでいました。おかげでお酒には、かなり強くなった気がします。

よく「20歳からは大人」と言われますが、私の場合は正直なところ、20歳で大人という感覚はありませんでした(汗)周りの友人も同じ感じだったと思います。ただ、20歳はあなたにとって、ひとつの区切りになるはずです。

1人暮らし(下宿)することもある

大学が通える範囲にあれば、実家から通うことができます。ただ、人によっては地元から離れた、遠方の大学に入ることがあります。こうした場合は「1人暮らし」をすることになります。

大学生活は基本的に自由ですが、1人暮らしをするとより自分の好きなように生活することができます。友達を家に呼んで遊んだり、勉強を一緒にしたりするのも良いですし、夜に出かけることもできます。1人暮らしは少し寂しく感じることもありますが、「気楽でいい」と感じる人もたくさんいます。

また、人によっては「1人で料理や洗濯、掃除ができるか心配」「授業に寝坊しそう」のように感じることがあります。ただ、1人暮らしを始めてしまえば、意外と何とかなるものです。「自立」をするためにも、1人暮らしを経験するのは良いことだと思います。

ただ、1人暮らしには当然ですが、「家賃」や「生活費」などの費用がかかります。これをアルバイトの収入だけで全て支払おうとすると、とても大変です。そのため1人暮らしをするときは、両親に「仕送り」をしてもらうのが一般的です。1人暮らしをしたい場合、両親と相談して決めましょう。

さまざまな人との出会いがある

大学では、さまざまな人との出会いがあります。一緒に授業を受ける同学年の友達だけでなく「同じ学部の先輩」「大学の教授」「バイト先の社員さん」「部活・サークルの仲間」など、本当にたくさんの人と知り合うことができます。

自分と違う考え方や価値観をもつ人と出会うことで、あなたの視野も広くなるはずです。「こういう人もいるのか」「こういう生き方もあるのか」のような刺激を受けることで、「大学卒業後に何をしたいか」「どのように生きたいか」も見えてきます。

高校では、同じクラスの人と毎日顔を合わせていたはずです。大学では毎日のように顔を合わせる人もいれば、たまにしか会わない人もいます。また、中には「1度しか会わなかった」という人も出てきます。こうしたさまざまなケースを全て含めて「出会い」といえます。

PC(パソコン)に慣れておくと良い

大学の授業では多くの場合、「課題」が出されます。課題は「レポート」として提出する必要があります。レポートはPC(パソコン)で作成することが多いため、「Word(ワード)」「Excel(エクセル)」「Power Point(パワーポイント)」には慣れておく必要があります。

最近はスマホやタブレットが普及していて、PCを使う機会が少なくなっています。ただ、大学のレポート作成や仕事を始めたときにはPCを使うことがよくあるため、操作に慣れておくと良いです。ワード・エクセル・パワーポイントは基本的な操作ができれば良く、比較的簡単です。

また、PCは高いものでなくても良く、5万円ほどのものでも十分です。安いものだと、3万円台でも購入できるはずです。ワード・エクセル・パワーポイントを使えるよう準備しておきましょう。

大学は自分次第で、さまざまな勉強・経験ができる

ここでは「大学生活が実際どんな感じなのか」について紹介しました。大学生活は積極的に行動すれば、勉強をしたり、サークルやアルバイトを頑張ったりと、さまざまな経験をすることができます。「大学に入ったら、何をしよう」と考えて、ぜひ充実した生活を送ってほしいと思います。

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