大学受験期間に親ができること・ストレスを溜めない過ごし方

子供との接し方

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大学受験は子供も大変ですが、親もストレスを感じるものです。子供が勉強していなかったり、成績が悪かったりすると、本人よりも親のほうがイライラしてしまうことがよくあります。

ただ、その気持ちを子供にぶつけてしまうと、さらに状況が悪い方向へ向かってしまいます。親も子供の受験期間は、過ごし方に気をつけるべきなのです。

そこでここでは「大学受験期間における、親の過ごし方」について紹介します。

なお、子供が勉強につまずいている場合、親が勉強法を提案してあげると良いです。別ページでおすすめのサービスを紹介しているため、参考にしてください。

親のほうが焦りがち。落ち着くことが大切

子供に勉強のことでつい怒ってしまったり、子供から「最近いつも怒ってるじゃん」のように言われたりした場合、まずは落ち着くことが大切です。

人によっては子供の受験に対する心配から、精神状態が不安定になりやすいです。ただ、「また自分がイライラしている」と気付いたら、その時点で冷静になりましょう。

何もせずにいると、こうした気持ちが湧きやすいです。かといって「子供のために何かできることをしよう」と無理に考えると、子供が逆に「何もしなくていいから!」と反発してしまいます。そのため、掃除や料理などの家事などをしたり、買い物に出たりして気分転換をしましょう。ほかのことに気持ちを向けることで、落ち着きやすくなります。

過度に怒らない

親がとってしまいがちな行動として「子供が受けたテストや模試の点数が悪いとき」や「子供が勉強を休んでいるとき」に怒ってしまうことが挙げられます。

  • 「今回の模試もこんな点数で、どうするの?」
  • 「ダラダラしてるけど、勉強はいいの?」

のように口を挟みたくなると思いますが、こうしたことは子供も十分に分かっています。

大人が取り組む仕事でも、ときには失敗することがあるはずです。また、頑張っているのになかなか結果が出ないこともあります。さらに、ずっと仕事を頑張り続けることは難しく、ときには休みたくなることもあると思います。子供の受験勉強も、これと同じです。

子供が模試で悪くても、勉強を休んでいても、「大変だろうけど、頑張ってね」という気持ちで見守ることが大切です。このように接すれば、子供は「親も見守ってくれているし、頑張ろう」と思いやすくなります。

生活面でできること

大学受験の期間は、子供に過度な口出しをせず、普段通り接することが大切です。ただし子供があまり気付かないよう、さりげなく生活面のサポートをすることはできます。親が受験期間の日常生活で、できることを紹介します。

さりげなく、食事で気遣う

子供は受験期間、毎日のように長時間の勉強をしています。勉強をし続けるには、体力が必要です。勉強をするとき、身体を動かすことはあまりありません。しかし「脳」をたくさん使うため、エネルギーを消費しています。

そのため子供がしっかり栄養をとれるよう、毎日の食事を気遣ってあげると良いです。肉や野菜をバランス良くメニューに取り入れて、しっかり勉強できるように食事面で支えてあげましょう。

ただ、いきなり普段とかけ離れた食事を作ってしまうと、逆に子供が体調のバランスを崩してしまうことがあります。そのためあまり大きくメニューを変えず、さりげなく1品や2品、栄養バランスを整える料理を加えると良いです。

子供の病気に備えて、薬を用意しておく

受験勉強をする中で、子供は体調を崩してしまうことがあります。こうしたときに備えて、風邪薬や下痢止めなど、薬を用意しておきましょう。また、子供が体調を大きく崩しているときには、病院へ連れて行ったり、「たまには休むことも大切だよ」と気遣ってあげたりすると良いです。

子供が勉強を頑張っているときは、親は見守るだけで構いません。ただ、子供が困っているときには、手を差し伸べられるように準備しておくことが大切です。

また、余裕があれば風邪予防のために「空気清浄機」を購入するのもおすすめです。特に入試直前期の冬は空気が乾燥しやすく、ふとしたことで風邪を引いてしまいやすいです。いつも子供が万全の体調でいられるよう、空気清浄機を部屋に置くのは「良い投資」といえます。最近はプラズマクラスターなど性能が良いものも多く、1台購入すれば今後も使えるため、楽天などで検討してみてください。

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事務的な手続きができているか確認する

夏以降は受験が近づいてきて、入試を受けるための手続きをする必要が出てきます。こうしたことは子供が慣れていないため、きちんと手続きを行えているか、親も気にしてあげると良いです。

9月末から10月上旬にかけてはセンター試験の出願(申し込み)が始まり、翌年1月には、私立大学や国公立大学の出願が始まります。

こうしたタイミングが近づいてきたときに、「出願が不備なくできているか」「出願期間を守って手続きできているか」を確認してあげると良いです。

私が教えていた受験生も、「私立大学の出願期日を勘違いしていて、直前になって手続きした。何とか間に合ったけれど、とてもヒヤッとした」と話していました。送るべき書類に記入ミスがあったり、期日を守れていなかったりすると、入試を受ける前に大きな失敗となってしまいます。

そのため親も、子供の手続きを気にしてあげると良いです。ただ、「本当に大丈夫なの?」のように、子供を怒るような確認の仕方はやめましょう。

試験会場を子供と一緒に確認しておく

大学の入試を受験するときには、慣れない場所へ行くことがあります。子供が迷ってしまわないよう、前もってスマホの地図などで、場所を一緒に確認しておくと良いです。子供によっては「迷ってしまい、入試が始まるギリギリで会場に到着した」ということがあります。

また、大学によってはキャンパス(校舎)が、離れた2箇所に分かれていることもあります。「試験会場が、向かったキャンパスではないほうだった」ということになったら、試験開始に間に合わない可能性がとても高いです。

子供が1人で確認すると、場合によってはこうしたミスが起きてしまいます。親が試験会場まで同伴する必要はありませんが、前日までに地図で試験会場を一緒に確認しておくことは、良いことといえます。

試験日には持ち物を確認する

子供が入試へ出かけるときは、持ち物を確認してあげると良いです。「忘れ物はない? 受験票は持った?」のように聞くことで、子供のうっかりミスを防ぐことができます。

子供によっては「言われなくても分かってるよ。大丈夫だよ」のようにうっとうしがるかもしれません。ですが忘れ物があると最悪の場合、入試を受けられない可能性があります。そのため子供が少しうっとうしく感じていても、しっかり確認することが大切です。

また、カイロなどの防寒グッズや風邪を防止するためのマスクを用意してあげることもおすすめです。

自分の体調管理に気をつける

受験期間は子供だけでなく、親も体調を崩しやすいです。

ある家庭では「センター試験を前にして、お母さんが骨折してしまった」という例がありました。また「子供の受験を心配しすぎてストレスを感じ、風邪を引いてしまった」というケースもあります。

このように、自分の体調管理をしておくことも大切です。特に受験が近付いてくる冬の時期は、体調を崩しやすい時期です。子供と一緒に、しっかり気をつけましょう。また、たまには友人の方と食事へ出かけるなどして、ストレスを発散させると良いです。

基本は「見守る姿勢」が大切

ここでは「大学受験期間に、親がどう過ごすか」について紹介しました。子供のことを心配してつい怒ってしまったり、小言を言ったりしてしまうのは、ある意味当然ではあります。ただ、自分の気持ちをそのままぶつけてしまうと、あなたではなく子供が動揺してしまいます。

どっしり構えて「見守る姿勢」をもち、子供に何かあったときにはすぐにサポートできるよう準備しておくべきです。また、あなた自身が体調を崩さないよう、健康に気をつけて過ごしてほしいと思います。

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