大学受験生なのに勉強しない息子・娘をやる気にさせる接し方

子供への接し方

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gakusei

子供によっては大学受験が近付いてきても、勉強をしようとしない場合があります。こうしたときに、親はつい子供に「勉強しなさい」と注意したり、子供と喧嘩してしまったりすることがあるかもしれません。しかし注意や喧嘩をしても、子供は勉強してくれないことが多いです。

こうした子供に対しては、「子供が知っておくべきことを伝えて、本人の意志を尊重する」のが良いです。必要なことを伝えて本人に任せるようにすれば、子供は自分で考えて勉強を始めるようになります。

ここでは、勉強をしない子供に対して何を伝えるべきか、どのように接するべきかを紹介します。

勉強しない子供を説得するのは難しい

多くの親は子供に対する心配から、「受験勉強をしなくていいの?」「今回もテストの点数が悪かったよ」などの言葉をかけてしまいがちです。しかしこうした言葉を子供に投げかけても、子供はイライラするだけです。逆に反発を招いてしまうため、子供が勉強しないことに対して親が指摘したり、叱ったりするのは逆効果です。

高校生の子供は、もう少し時間が経つと二十歳を迎える年齢です。自分の人生について考える判断力は十分あるため、基本は「本人の意志を尊重する」のが良いのです。

これは「子供の受験に無関心になり、子供を放っておく」ということではありません。息子や娘に対して必要以上に口出しをせず、子供が困っているときに手助けをできるように親も受験について知っておくことが大切です。

たとえば子供が勉強をする気になったときのために予備校の情報を調べておいたり、必要な費用について確認したりしておくと、子供が勉強する気になったときにすぐに提案することができます。

また、親が知ったことをすぐ子供に伝えるのではなく、「子供に必要なタイミング」に提案するようにします。子供が必要としていないときに情報を伝えても、「うっとうしい」と思われてしまいます。

推薦入試の提案をする

なかなか勉強しない子供に対して伝えておくと良いこととして「推薦入試」があります。推薦入試には「指定校推薦」と「公募推薦」があります。

指定校推薦は「大学が特定高校の優秀な学生を募集する方式」です。ほぼ確実に入学することができますが、募集枠に入るには成績が上位である必要があります。

公募推薦は「学校が生徒を大学に推薦してくれる方式」です。応募して募集枠に入るためには、成績表に5段階評価などで付けられる「評定平均値」が、大学が設けている基準を満たす必要があります。

推薦入試については高校の先生から話があることが多いです。勉強をしない子供の場合、「公募推薦の募集枠」に入るように学校の勉強を頑張れば、最低限の勉強ですませることができます。

公募推薦での合格率は100%ではありませんが、高確率で合格することができます。ただし合格した場合は必ず入学する必要があるため、本当にその大学で良いかは子供と親で相談しておく必要があります。

子供が推薦入試についてよく知らなかった場合は、以上のことをなるべく高3の春までに伝えておきましょう。

「公募推薦ならあまり勉強する必要がないから、学校のテストだけは最低限の点数を取れるように頑張りなさい」と伝えることで、子供も「それなら最低限の勉強だけはしよう」と、勉強に取りかかってくれやすくなります。また、学校の先生に公募推薦についての確認も自分でするようになります。

子供の好きにさせる代わりに「浪人させない」と伝える

勉強しない子供に対して、「予備校の費用は現役のときしか出さない」「浪人はさせない」と伝えるのも効果的です。

子供によっては「今年の受験で上手くいかなければ、浪人して頑張ればいい」と考えることがあります。このように考えてしまうと、現役での受験は上手くいかない場合が多いです。それは「来年がある」と思うことで勉強に取り組む姿勢が甘くなり、ほかの受験生に抜かれてしまうためです。

そのため子供に「今年しかない」と思ってもらうために、あえて区切りをはっきりとつけるようにします。「浪人するのなら、浪人したときの食事代や勉強費用は自分で出しなさい」と伝えることで、子供は「現役で何とか合格しないといけない」と、気持ちを切り替えやすくなります

このように伝えるのは、人によっては「冷たい対応」と感じるかもしれません。ただ、子供の気持ちをやる気にさせるためには、「いつまでも勉強せずにいると、窮地に追い込まれること」を子供に自覚させることが必要です。ある意味「ショック療法」ともいえるような方法ですが、子供がどうしてもダラダラと過ごしてしまうときには試してみてください。

浪人生の成績の伸びについても伝えておく

また、「浪人すれば必ず成績が伸びるわけではない」ということを、子供に伝えておくことも大切です。浪人すると基本の勉強ができている上で、さらに1年間勉強することができます。ただ、長い時間がふたたび与えられることで安心してしまい、また勉強をせずに過ごしてしまう子供が多いのです。

浪人生の成績の伸びには「2:6:2の法則」という統計があります。「浪人して成績が伸びるのは全体の2割で、6割は成績が変わらず、残り2割はむしろ下がってしまう」というものです。大手予備校では浪人生の正確なデータを公表しませんが、2:6:2の法則は一般的に当てはまりやすいです。

もちろん現役のときに勉強をしなかった子供でも、浪人して1年間勉強すれば成績は伸びるかもしれません。しかし塾講師だった私の経験からいえるのは、浪人で成績が伸びるのは「現役時代の失敗をバネにする生徒」が多かったということです。

勉強しない子供には、「今のんびりしていたら、浪人してものんびりしてしまう可能性が高い」ことを伝えるようにしましょう。親がこのことを伝えても、子供の行動はすぐには変わらないかもしれません。しかし話を聞くことで子供の頭に残るため、受験が迫ってくるにつれて子供が気持ちを切り替えやすくなります。

勉強しない子供に対して、親がイライラしないように

一向に子供が勉強しない様子を見ていると、親がイライラしてしまうことがあります。また、「うちの子は本当に大丈夫だろうか」という心配から、ストレスを感じてしまったり、ときには体調を崩してしまったりすることがあります。

しかし子供は、いざというときに親がいてくれることで、安心することができます。親が体調を崩してしまうと、子供の支えになることができません。「自分の子供なのだから、必ずちゃんと考えて大学に行ってくれる」と、本人を信じて過ごすと良いです。

必要なことを伝えたら、本人の意思を尊重することが大切

ここでは、受験時期が近付いてきても勉強しない子供への対応について紹介してきました。

  • 子供を注意したり、説得したりしないようにする。
  • 推薦入試について伝えておく。
  • 「現役のときだけ勉強の費用を出すこと」を伝える。
  • 浪人生の成績の伸びについて伝える。
  • 親がストレスを抱え込みすぎないようにする。

以上の点を伝えることで、勉強をしない子供も受験について考えてくれやすくなります。今は子供の様子に不安を感じるかもしれませんが、上記のことをひとつずつ行い、本人の意思を尊重するようにしましょう。

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