進研ゼミ高校講座「合格への100題」は良問揃い!特徴&使い方・他の問題集は必要?

進研ゼミ高校講座・合格への100題 進研ゼミ

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進研ゼミ高校講座・合格への100題

進研ゼミの大学受験講座(高校3年生向け講座)では、「合格への100題」という冊子が毎月届きます。志望校に合わせて厳選された入試問題を1年トータルで100問こなすことができ、実践力UPに役立ちます。

進研ゼミは毎年内容が改善されていて、合格への100題で選び抜かれる問題も良問ばかり。毎月こなしていけば志望校に合格できるレベルに引き上げられます。

ここでは【数学】の合格への100題の特徴やメリット、使い方を解説します。これから進研ゼミを始めるときは参考にしてほしいと思います。

「進研ゼミ高校・大学受験講座」公式サイト・詳細

合格への100題は、良質な入試問題を厳選した問題集!4つの特徴

合格への100題は進研ゼミ大学受験講座を受講する人に届きますが、内容は受けるコースによって違います。志望校のレベルに合わせて問題が変わり、目標から逆算する形でレベルが決まっています。

100題は少なく感じるかもしれませんが、選ばれている問題はどれも良い問題。しっかり解いて自分のモノにすることで、入試本番に対応できる力を磨けます。

B5サイズの冊子で扱いやすく、すっきり見やすいレイアウト。専用ノートを用意するのがオススメ

合格への100題のテキストはB5サイズ(普通のノートサイズ)で薄め。毎月10題ずつ収録されていて、10ヶ月で100題を終えられるカリキュラムになっています。

ひと月10題とはいえ、毎月コンスタントにこなすのはけっこう大変。ただ、じっくり取り組むことで着実に力を磨けます。

合格への100題の問題を解くときは、テキストに直接書き込むより、専用のノートを用意するのがおすすめ。あとで振り返ると、「自分、頑張ってるな・・」と成長を実感できるはずです。

解答は理解が深まるため、解けても読む価値あり!何度も復習を

進研ゼミ高校講座・合格への100題

合格への100題は問題だけでなく解答・解説もていねいでわかりやすいです。進研ゼミは本当にレイアウトがきれいで、モチベーションも上がります。

問題を解き終えたら正解・不正解のチェックはもちろんですが、正答できていても解説を読んでおくと良いです。別解やよりスマートな解き方が説明されていることもあり、理解が深まることも多いはず。1問1問をじっくり味わうことで、効果的な実力アップが図れます。

また、合格への100題は1回解いて終わりではなく、繰り返し復習する価値があります。ひと月10題のボリュームなら、ペースができれば復習する時間も取ることができます。1ヶ月に2周すれば、学んだ内容をかなり定着させられます。

問題がレベル分けされていて、解くときの目安になる

進研ゼミ高校講座・合格への100題

合格への100題は問題がレベル分けされているのも良いところ。志望校に合わせて問題が選定されているため、いたずらな難問はありませんが、難易度は問題によって差があります。

毎月の10題を最初から順番に解くのも良いですが、まずはレベルが低い問題から解くのもおすすめ。しっかり解き切ることで自信にもなり、残りの問題もこなしやすくなります。

進研ゼミ高校講座・合格への100題

ちなみに合格への100題には、取り組むときの目安時間も示されています。もちろんこの時間に沿って解ければ良いですが、時間がかかってしまうこともあるため、あまり気にしすぎず解きましょう。

わからないときは、解答の前に「解法の指針」をヒントにできる

進研ゼミ高校講座・合格への100題

数学の問題集は、解法を思いつかないときは解答を見て確認するのが一般的。ただ、「この解き方があったか・・。思いつけたのにな・・」のように、悔しい思いをすることもあると思います。

合格への100題はなるべく自分の力で解けるよう、メインの解答・解説の前に「解法の指針」というものがあります。解法の指針は「こういう方針で考えると解ける」という方向性・ヒントのようなもので、読むとどう解けば良いかピンとくることがよくあります。

問題を見て解き方が思い浮かばない場合、まずは解法の指針を読んでみてください。そしてもう1度問題に戻り、あらためて考えてみましょう。すると解答まで見ずに解き切れる機会も増えるため、学習効果がより高まります。

解法の指針はとても良いと思いますが、取り入れている問題集は少ないです。進研ゼミならではのメリットと言えます。

「チャレンジ+合格への100題+志望校の過去問」で、演習量はかなりのボリューム。余裕があれば追加で問題集を

本屋などで売っている数学の問題集は、1冊に200〜300問ほど収録されているものが多いです。合格への100題はこれに比べると問題量が少なめです。

きちんとこなせる人は物足りなく感じるかもしれませんが、まずは

  • 進研ゼミのメイン教材「チャレンジ」の問題
  • 「合格への100題」の問題
  • 志望校の過去問。第1〜3志望までの問題を、3〜5年分

これら3つを、本当にしっかり取り組めているか確認すると良いです。

問題を1度解いただけでは、復習したときにつまずく問題が多いと思います。そのためどの教材も繰り返し解き直し、「本当に理解できているか」をチェックしてみましょう。

これをこなせた上でまだ余裕があるようなら、「1対1対応の演習」「理系数学の良問プラチカ」「数学重要問題集」などを追加で購入すると良いです。ただ、くれぐれも上の3つが中途半端なまま取り組むのは避けましょう。

合格への100題をしっかりこなせば、相当な力がつく!

進研ゼミ高校講座(大学受験講座)の「合格への100題」は良問が厳選されていて、しっかりこなせば相当な力がつきます。志望校に合格できるレベルにも到達できるため、毎月の10問をわからない部分がないように解いていきましょう。

毎月10問とはいえ、ペースを守って進めるのは意外と大変。ただ、だからこそ大きな力が養えるということでもあります。

チャレンジ・合格への100題・志望校の過去問を解くことで、数学の演習量はかなりのボリュームになります。余裕があればほかの問題集も併用すると良いですが、基本はこれら3つを軸に学習をおすすめします。

「進研ゼミ高校・大学受験講座」公式サイト・詳細

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