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大学受験の勉強は予備校に通う人も多いですが、コロナウイルスの影響で自宅学習も人気。特に最近は質の良い教材がたくさんあるため、家でも自分でしっかり勉強することは十分できます。
自宅学習に向いている教材はたくさんありますが、ここでは特におすすめなものを6つ紹介します。それぞれに向いている人や使う用途が違うため、自分に合うものを考えてほしいと思います。
共通テストから私大入試・国公立2次試験まで万全!「進研ゼミ高校講座・大学受験講座」
まずおすすめなのが、定番教材の「進研ゼミ」。テキストがとても作り込まれていて、新しく始まる「大学入学共通テスト」から私立大学の個別試験、国公立大学の2次試験まで、幅広く対応。また、英語の構文集や数学の解法パターン集、化学や生物の暗記まとめなど、効率良く勉強するのに役立つ副教材も充実しています。
進研ゼミは「なかなか続かない・・」という人がいましたが、最近はスマホでわからない内容や問題を質問できるようになっています。ほぼ翌日には回答してもらえるため、立ち止まることなく勉強を進められます。
進研ゼミはクセがなく、幅広い受験生に使いやすいです。費用は受講する科目数によりますが、月1〜1.5万円が目安でお値打ち。「これから大学受験に向けて勉強を始めるなら、まず考えるべき教材」といえます。
多くの学校で使われている定番教材の上位版「スタディサプリ合格特訓コース」
続いてのおすすめは、定番となりつつあるリクルートの「スタディサプリ」。月2,178円(税込)でプロの予備校講師による「神授業」で学ぶことができ、最近は高校の教材でも取り入れられるようになっています。
ただ、教材は揃っていても、自分だけで取り組めないことはよくあるもの。そのためスタディサプリには「合格特訓コース」という上位版のサービスがあります。
スタディサプリの合格特訓コースは月10,780円(税込)で、動画授業に加えて担当の「コーチ」がつきます。コーチは現役の難関大学に通う大学生で、志望校に向けた学習プランの提案や、勉強方法の質問ができます。また、「科目サポーター」というスタッフがわからない問題に回答してくれるため、スタディサプリの動画授業をフル活用できるようになっています。
塾のような個別指導で月10,780円(税込)は、かなりオトクです。スタディサプリが気に入っているなら、使いやすいサービスです。
難関大学を目指すならオススメ。良問揃いでハイレベルな人向けの「Z会」
「Z会」は東大・京大・阪大を始めとする旧帝大や、早稲田・慶応などの難関私大、医学部を受験する人に人気の通信教育。さまざまなエッセンスが含められているオリジナルの添削問題で学ぶことができ、「良問」と評判です。毎月しっかりとこなすことで、トップクラスの大学にも対応できる力が身につきます。
ただしZ会は、難しいことでも有名。偏差値60くらいの学力がないと、なかなか続けられないかもしれません・・。基礎力があり、さらに勉強を頑張りたいなら、Z会はとてもおすすめです。始めは進研ゼミやスタディサプリで頑張り、そこからZ会にシフトするのも良いでしょう。
推薦・AO入試、現代社会、小論文、英語長文などに役立つ背景知識を学べる「朝日高校生新聞」
大学受験のさまざまな場面で役立つのが、実は「国語力」。日本語の文章は読めると思いますが、実は「背景知識」という知識があると、より深く理解するのに役立ちます。
たとえば「コロナウイルス」や「AI(人工知能)」については、ニュースで何となく知っているはず。このように「今の時代、何が話題になっているか、注目されているか」を知っていると文章を理解しやすくなり、小論文や国語・英語の読解、現代社会など、大学受験のさまざまな場面で有利になります。
背景知識は新聞を読むことで身につきますが、読みにくくてついサボってしまうことは多いです。高校生でもわかりやすく新聞の内容を学べるのが、「朝日中高生新聞」です。
朝日中高生新聞は週に1回届く新聞で、今の時代の話題を知ることができます。20〜30分ほどで読み終わり、受験にも頻出の話題に詳しくなれるはず。普通の新聞よりライトな内容とはいえ、毎週読むだけでもかなりの国語力がつきます。
朝日中高生新聞は学力アップに直結しにくいものの、じわじわと効果がある教材。月985円とお値打ちで最初は試し読みもできるので、サブ的に購読してみるのもおすすめです。
プロによる英作文のオンライン添削サービス「英文添削アイディー」
国公立の英語入試でよく出題されるのが「英作文」。英作文は短期間で伸ばすのが難しく、コツコツ練習する必要があります。
ただ、英作文を書いても、「これでいいのかな・・。解答とぜんぜん違う」となることはよくあります。やはり英作文は添削がないと、対策が難しいです。
こんなときに便利なのが、アイディーという英文添削サービス。ビジネス文書などを翻訳してくれるサービスですが、大学受験の英作文添削にも対応しています。
アイディーの良いところは、「定額のプラン(月5,478〜16,478円・税込)」と「必要な分だけポイントを購入するプラン」があること。
定額のプランはしっかり英作文対策をするのに良いですが、ポイントを買うプランなら「この文章は添削してほしい」というときにも便利です。30単語くらいの英文なら、500円くらいで解説付きの添削を受けられます。
アイディーなら週に1回や2回、ひとつの問題を添削してもらうだけでも、かなり英作文の力を磨けるはずです。
英検対策を過去問でしっかりと「旺文社 英検ネットドリル」
最後は英検対策用の「英検ネットドリル」。旺文社が発行している英検の過去問集をひとつにまとめた教材で、受験する級ごとにコースが分かれています。
英検は普段の英語学習だけでもある程度は対応できるものの、合格の確率を上げるには専用の対策が必要。過去問で傾向をつかんでおくと、本番でのミスが少なくなります。英検を取っておくと受験で有利になることもあるため、少ない試験のチャンスで合格をモノにするならおすすめです。