総合型選抜の塾は行くべきか?塾なしでも対策できる?塾のほうが向いている人

総合型選抜

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総合型選抜の試験は主に志望理由書・面接・小論文で、「塾なしでも対策できるのでは?」と考える人もいます。

総合型選抜の対策はもちろん頑張れば独学でも可能ですが、やはり塾を利用するほうが安心ではあります。

ここでは「総合型選抜の塾は行くべきか」「塾が向いている人」について解説します。

総合型選抜の対策は塾なしでもできる。塾に行くべきかは、「人による」

まず、総合型選抜の対策は、塾なしでもできます。

  • スタディサプリに総合型選抜の講座がある。
  • 参考書・問題集で独学。
  • 面接や小論文は、学校の先生に添削してもらう。

上の3つをフル活用すれば、塾へ行く必要なく十分に対策できます。

志望理由書・面接・小論文まで、スタディサプリに講座がある

スタディサプリ

日々の学習や大学受験対策の講座が充実しているスタディサプリは、総合型選抜までカバーしています。

  • 総合型選抜対策講座<面接編>
  • 総合型選抜対策講座<プレゼンテーション編>
  • 総合型選抜対策講座<事前課題小論文編>

など、対策したい内容に合わせて講座が用意されているため、動画を学習することで効果的な準備ができます。

スタディサプリは総合型選抜だけでなく、推薦入試や一般入試にも対応しているため、ぜひ活用しましょう。

ちなみにスタディサプリは担当のコーチに学習計画やチェックテストを実施してもらえる「合格特訓コース」がありますが、総合型選抜には対応していません。

参考書・問題集を購入して勉強するのも良い

総合型選抜の参考書や問題集も、本屋にたくさん売っています。志望理由書・面接・小論文それぞれで2〜3冊ほど勉強すれば、かなりしっかりと対策できるはずです。

塾を利用しない場合、添削や面接の練習がしにくい。学校の先生を頼る

総合型選抜の塾を利用しない場合、費用は抑えられるものの、志望理由書や小論文の添削、面接の練習をしにくいのがデメリット。学校の先生にお願いして、これらの対策を手伝ってもらいましょう。

学校の先生は忙しいですが、頑張って受験対策をしている生徒には協力してくれることが多いです。自分から積極的に相談しないと対応してくれないため、手が空いていそうなタイミングを狙って相談すると良いでしょう。

ただし先生も多くの生徒を見ているため、頻繁にお願いすると「さすがに今は難しい」と断られてしまったり、「ほかの生徒もいるからできない」と言われてしまったりすることもあります。絶対に協力してくれるわけではないため、気をつけてください。

教材だけでの総合型選抜対策は独学でもできるが、実際のところ難しい。塾を利用するほうが良い人

上のように総合型選抜は、スタディサプリや参考書・問題集を使って勉強、学校の先生に添削や面接練習をお願いすれば、塾なしで対策することもできます。

ただ、こうしたことがわかっていても、自分で対策するのは実際のところ難しいもの。大学受験は今後の人生に影響するイベントでもあるため、不安な場合は無理せず塾を利用するのがおすすめです。

【総合型選抜対策の塾がおすすめな人】

  • 1人で対策をするのが不安な人。
  • 総合型選抜で受験を考えているけれど、ハッキリしたことをまだ決められない人。
  • 面接の練習をしたい人。
  • 書いた志望理由書や小論文が、大丈夫か不安な人。添削してほしい人。
  • プレゼンやグループディスカッションの練習をしたい人。
  • スタディサプリの講座や参考書は理解できても、自分の志望理由書や面接対策になるとできない人。
  • 実際に志望校へ合格した先生に教えてほしい、経験談を聞きたい人。
  • 総合型選抜を受けるほかの人と一緒に頑張りたい人。

上の項目にいくつか当てはまる人は、塾の利用を考えてみてください。

1人で対策をするのが不安な人

自分でできるとわかっていても、1人で対策をするのは不安なもの。「本当にこれで大丈夫かな」のように、気持ちがブレてしまうこともあります。

塾では総合型選抜に詳しい先生や、実際に合格した先輩が指導してくれます。自分の志望校やこれまでの経験を元に志望理由書や小論文、面接の対策ができるため、安心感は大きく違うはず。「このまま進めればいいんだ」という自信をもつことができます。

総合型選抜で受験を考えているけれど、ハッキリしたことをまだ決められない人

「一般入試で数学や英語の勉強をするのは大変そうだから、総合型選抜のほうが良さそうかも・・」

こんなふうに考えて、総合型選抜を受けようと思う人もいます。

総合型選抜は一般入試のような試験は課されないことが多いものの、だからといって簡単に受かるわけではなく、きちんと対策が必要です。

まだ考えがぼんやりしている場合、「自分だけだと何をしていいかわからない」「対策が進まない」ということがよくあります。先生がリードしてくれる総合型選抜対策の塾を利用するほうが良いでしょう。

面接の練習をしたい人

先生が面接の練習をしてくれるとはいえ、あなただけに時間を割いていると、ほかの仕事が回らなくなってしまいます。定期的に、しっかりと面接や小論文の練習をしたい場合、やはり塾の先生にお願いするのがベストです。

書いた志望理由書や小論文が、大丈夫か不安な人。添削してほしい人

志望理由書や小論文の添削も同じです。面接は先生がその場でアドバイスを伝えれば終わりですが、志望理由書や小論文は「読んで確認 → 細かな箇所をチェック → 改善するべき部分にペンを入れる」のように、かなりの労力がかかります。

先生を頼りたい気持ちはわかりますが、やはり対応できることには限度があるため、塾のほうがきめ細かく対応してくれます。

プレゼンやグループディスカッションの練習をしたい人

プレゼンやグループディスカッション(グループ討論)が総合型選抜で課されることもあります。こうした対策も学校が個別で対応してくれることは少ないため、指導ノウハウや実績がある塾で指導してもらうほうが良いです。

また、塾では同じように総合型選抜で受験をする人がたくさんいるため、ほかの人のプレゼンを見たり、一緒にディスカッションをしたりすることもあるはず。こうしたことも、大きな参考・刺激になります。

スタディサプリの講座や参考書・問題集は理解できても、自分の志望理由書や面接対策になるとできない人

スタディサプリの講座や参考書・問題集は、総合型選抜の対策に効果的。ただ、「自分の場合に落とし込む作業」は必要で、ここでつまずいてしまう人もいます。

特に面接や小論文は、教材だけでの学習は難しく、どうしても面接を見てもらう人や添削が必要。独学で学習を進められるセンスのある人もいますが、塾のほうがスムーズではあります。

実際に志望校へ合格した先生に教えてほしい、経験談を聞きたい人

総合型選抜はもともとのAO入試で、2021年から名称変更になりました。それに合わせて入試の内容も変わり、志望理由書・小論文・面接に加えて、英語や数学などの試験、グループディスカッションなどが課されることもあります。

つまり「総合型選抜となってからの受験を経験している人の情報がとても参考になる」といえます。

総合型選抜の塾には小論文や面接が得意な先生もいますが、実際に総合型選抜で合格した先輩がアドバイスしてくれるところも多いです。自分が受ける入試を実際に通過した人からアドバイスをもらえるのは、やはり大きな学びになります。

総合型選抜を受けるほかの人と一緒に頑張りたい人

塾には同じ総合型選抜で受験する人がたくさんいます。先生の授業を受けて、自分で勉強するのも良いですが、周りの塾生と一緒に頑張るのも刺激になります。

対策をする中で悩んだときや、相談したいことが出てきたとき、先生に質問するのも良いですが、周りの受験生に話を聞いてもらうことで解決することもあります。また、話すことで自分の気持がスッキリすることも多いです。

誰しも1人で受験勉強が続けられるほど、強くありません。周りの人と一緒に頑張れば、自分にとって高く感じるハードルもクリアすることができます。また、自分も助けてもらいつつ、機会があれば周りの人の相談にも乗ってあげましょう。

総合型選抜対策の塾は、大手予備校に比べるとお値打ち。行きたい大学があるなら考えるのも良い

総合型選抜の塾は、もちろん費用がかかります。スタディサプリは年間で1万円ほどと圧倒的に低価格ですが、総合型選抜の塾は、年間50万円ほどが目安です。

河合塾や駿台などの大手予備校は、どれだけ講座を取るかにもよりますが、年間100万円前後かかることも多いです。これに比べると、総合型選抜の塾はまだ費用を抑えて利用できる部類といえます。

総合型選抜の対策は、塾なしでもできる。ただし不安なら、やはり利用するのがおすすめ

総合型選抜の対策は、塾なしでもできます。ただ、スタディサプリや参考書・問題集は良質ですが、自分だけで対策をするのは、かなり大変ではあります。

周りには塾へ通い、質の高い授業や個別のサポートを活用して周りの受験生と頑張る人がたくさんいます。もちろん費用はかかりますが、必要だと感じたら、ぜひ考えてみてください。

多くの塾は無料体験や相談会を行っているため、まずは実際に話を聞いてから検討するのもおすすめです。

 

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