大学受験にかかる費用のまとめ。入試対策・受験・入試当日の費用

受験に必要なお金

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大学受験のためにかかる費用にはさまざまなものがあります。受験が近付いてからたくさんのお金がかかることが分かると、必要な費用を準備できない場合があります。そのためどのような費用がかかるのかを把握して、前もって費用の準備を進めておくことが大切です。

大学受験でかかる費用は「予備校・塾・家庭教師」「入試の受験」「入試当日の宿泊・交通費」があります。ここでは、これらそれぞれの費用について紹介します。

予備校・学習塾・家庭教師の学習費用

大学受験でかかる費用として大きいものが「受験勉強をするための費用」です。受験勉強の費用は、さらに5つに分けることができます。

月謝:予備校や塾、家庭教師にかかる毎月の料金。
交通費:予備校や塾に通う場合の交通費。
模試代:定期的に開催される模試の費用。
教材費:予備校や塾などのテキストとは別に購入する問題集・参考書・赤本の費用。
食事代:予備校などで過ごす場合の食事代。

ここでは

  • 大手予備校(河合塾や駿台など)
  •  地域密着の学習塾(明光義塾・明倫ゼミナールなどの個別指導含む)
  •  家庭教師(家庭教師のトライなど)
  •  通信教育(ベネッセの進研ゼミ)
  •  独学

の5種類の勉強法について、上の4つの費用の平均相場をまとめました。

大手予備校 学習塾 家庭教師 通信教育 独学
月謝 80,000円 25,000円 30,000〜
80,000円
10,000円 0円
交通費
(1ヶ月)
10,000円 5,000円 0円 0円 0円
食事代
(1ヶ月)
5,000円 5,000円 0円 0円 0円
模試代
(6回分)
0円 21,000円 21,000円 21,000円 21,000円
教材費
(1年間)
30,000円 50,000円 50,000円 30,000円 60,000円
合計 1,170,000円 491,000円 431,000円〜
1,031,000円
171,000円 81,000円

※合計は月謝・交通費・食事代・教材費×12ヶ月分、模試(3,500円)×6回分として計算

大手予備校は「有名講師による授業」「予備校スタッフによる学習サポート」「自習室の利用」「模試代」などが全て含まれているため、金額は高いです。

家庭教師は「一般の大学生・社会人講師が指導してくれるコース」と、「7〜10年以上の指導経験があるプロ家庭教師が指導してくれるコース」があります。一般コースの月謝は3万円ほどが相場です。一方、プロコースの場合は8万円ほどが相場です。特にプロ講師の指導を受ける場合には、前もって予算の計画をすることが大切です。

通信教育や独学の場合、教材を購入して子供が自分で勉強を進めます。そのためほかの勉強法よりも費用を安く抑えることができます。ただ、独学は毎日勉強する習慣がある子供に適しています。

「予算」と「子供に合っているか」の両方から検討する

勉強法は「費用が高ければ良い」というわけではありません。親としては「より高額な予備校のほうが、子供の成績が伸びやすいだろう」と考えてしまうことがあります。ただ、その勉強方法が「子供に合っているのか」を考えることが非常に大切です。

勉強習慣がある子供の場合は「子供に選ばせる」

勉強習慣がある子供には、自分で勉強方法を選ばせると良いです。こうした子供は「自分に合った勉強スタイル」を理解しています。そのため、「どの勉強方法なら自分が最も成績を上げることができるか」を判断することができます。

子供によっては「あの有名な先生の授業を受けたい」という子もいれば、「独学で勉強したほうが、自分のペースで先に進めることができるので良い」と考える子もいます。「子供の勉強スタイル」と「予算」という両方の面から勉強方法を検討することをおすすめします。

勉強意欲が低い子供の場合は「学習塾」か「家庭教師」

一方、大学受験に対してのモチベーションが低い子供の場合、「地域密着の学習塾」か「家庭教師」が良いです。

こうした子供が予備校に行くと、いわゆる「聞きっぱなし」で過ごしてしまう可能性があります。予備校に行くだけになると、授業を受けても内容を自分のものにできず、成績が伸びないのです。また、通信教育や独学の場合、受験への危機感がない子供が取り組もうとしても勉強しないまま時間が過ぎてしまうことが多いです。

これに対して地域密着の塾であれば、講師や塾のスタッフが子供に声をかけてくれます。そのため、塾で子供のモチベーションを上げてもらうことができます。

また、家庭教師は子供を1対1で教えてくれるため、やる気がない子供でもモチベーションを上げやすいです。講師によっては子供の悩みの聞き役になってくれたり、子供が「この先生の言うことなら聞こう」と思うような授業をしてくれたりします。

学習塾と家庭教師を比べると、家庭教師のほうが費用が高めです。予算に合わせて選ぶことをおすすめします。

大学の入学試験を受験するための費用

大学受験にかかる費用は勉強代だけではありません。大学の入学試験を受験するためにも、費用がかかります。

大学受験の入試は大きく分けて3種類あります。

  • センター試験
  • 国公立大学の2次試験(1次試験はセンター試験)
  • 私立大学の入学試験

これらの費用相場をまとめました(年度によって変わる可能性があります)

受験方式 費用
センター試験 3教科以上 18,000円
2教科以上 12,000円
国公立大学 2次試験 17,000円
私立大学 一般入試 30,000〜35,000円
全学部統一入試 30,000〜35,000円
センター利用 20,000円

センター試験は受ける科目数によって費用が変わります。ただ、ほとんどの受験生が3教科以上で受験するため、18,000円の費用がかかる場合がほとんどです。センター試験は1回のみの受験です。

国公立大学は試験が3回あり、「前期(2月下旬)」「中期(3月上旬〜中旬)」「後期(3月中旬)」があります。つまり国公立大学は、最大3回受験することができます。ただ、中期試験を設けている大学は少なく、前期・後期の2回を受験するのが一般的です。つまり、2回分もしくは3回分の費用がかかります。

一般入試:各学部の独自試験。工学部を受験するなら、工学部専用の試験を受ける。
全学部統一入試:工学部でも経済学部でも、同じ内容の試験を受ける。
センター利用:「センター試験の点数のみ」もしくは「センター試験と独自試験の合計」で評価される。

私立大学は大きく分けて「一般入試」「全学部統一入試」「センター利用」という3種類の受験方式があります。私立大学は受験方式を変えて何度も試験を受けることができます。複数回をまとめて受験すると、受験料が割引になる私立大学もあります。

たとえば関西の有名な私立大学である「立命館大学の理工学部」を受ける場合、一般入試でもセンター利用でも受験することができます。そのため、合格できる可能性を高くするために、両方受けることができるのです。ひとつの私立大学入試だけで3回以上の試験を受ける子供はたくさんいます。

センター利用の受験方式は、費用が安くなります。また、とくに私立大学は「インターネット出願」が主流になってきています。大学側の事務処理の手間がはぶけるため、インターネット出願は割引料金で受験できることが多いです。

入学試験の費用の例

入学試験の費用の例を紹介します。

【例】静岡在住の受験生。
国公立大学は横浜「横浜国立大学」を前期日程で受ける。後期は静岡の「静岡大学」。
私立大学は東京の「東京理科大学」と「明治大学」、愛知県の「名城大学」を受験する。センター試験:3教科以上で受験。
国公立大学:前期・後期を受験。
私立大学:3校受験。2校は「一般入試」と「センター利用」で受験。残り1校は「一般入試」のみ。

この場合の費用は次のようなイメージです。

試験 費用
センター試験 18,000円
国公立大学入試 17,000円×2回(前期・後期)
私立大学入試 35,000円×3回+20,000円×2回
合計 197,000円

このように大学入試を受けるための費用も、場合によっては大きな金額になります。当然ですが受験する大学が少なくすると、その分だけ受験費用を抑えることができます。

ただ、受験する大学を減らすと、試験が上手くいかなかったときに子供が感じる不安が大きいです。費用を抑えすぎて、逆に受験を不利にしないように気を付ける必要があります。

入試は1月15日ごろのセンター試験を最初として、高3の冬に始まります。親としては前もって予算を準備おくことが大切です。

大学入試前日の交通費・宿泊費

入学試験を受けるときには交通費がかかります。受験する大学の数が多く、遠い地域の大学を受験するほど費用が高くなります。

とくに遠い地域の大学を受験する場合は、前日に宿泊したほうが良い場合があります。そのため電車代だけでなく、ホテルの費用も必要です。

東京や大阪では、冬になると受験生がたくさんホテルに宿泊します。そのため「受験生応援プラン」などで、ホテルに安く宿泊できる場合があります。東京・大坂ともに、受験生応援プランを利用すれば、6,000円ほどでビジネスホテルに宿泊することができます。

ただ、「受験シーズン」といわれる1〜3月は、東京・大阪のホテルへの予約は多くなります。そのため、受験校を決めたら早めにホテルを予約することが大切です。受験校を決めた時点で試験日も確認できるため、予定が分かり次第ホテルを予約しましょう。

地方の大学を受験する場合、ホテルは東京・大阪ほど混み合いません。ただ、それでも念のために、早めに予約しておくほうが良いでしょう。

また、東京や大阪には3,000〜4,000円で宿泊できるカプセルホテルがたくさんあります。安いため利用するのも良いですが、個室ではないため、周囲が騒がしい場合があります。入試に万全の体制で臨むなら、ビジネスホテルなどの静かに休めるホテルでの宿泊がおすすめです。

入学試験を受験する際の交通費・宿泊費の例

入学試験を受けるときの交通費・宿泊費の例も紹介します。

【例】静岡県静岡市在住の受験生。
国公立大学は横浜「横浜国立大学」を前期日程で受ける。後期は静岡の「静岡大学」。
私立大学は東京の「東京理科大学」と「明治大学」(入試日程は2日連続)、愛知県の「名城大学」を受験する。

・センター試験
受験会場が「静岡大学」。自転車で行くので交通費0円

・国公立大学
横浜国立大学:新幹線往復分10,000円+前日宿泊費8,000円+食事代2,000円=20,000円
静岡大学:交通費0円

・私立大学
東京理科大学・明治大学(前日に東京に到着し、翌日から2日間受験)
新幹線往復分12,000円+2日分の宿泊費16,000円+食事代4,000円=32,000円

名城大学(当日の朝に新幹線で向かい受験)
新幹線往復分12,000円+食事代2,000円=14,000円

センター・国公立・私立合計:66,000円

このように、交通費・宿泊費でも大きな金額になる場合があります。子供の受験校を把握しておかないと、予算を用意できないことがあります。子供が高3の10月以降は受験校が絞られてくるので、12月までには会話の中で把握しておくと良いです。

予算の計画を前もって立てておくことが大切

ここでは、大学受験にかかる費用を紹介してきました。

大学受験で準備するべき費用は大きく分けて、「受験勉強のための費用」、「入試の受験費用」、「入試当日の交通・宿泊費」があります。勉強方法や受験する大学の数や場所によりますが、全て合計すると高3の1年間で「100〜150万円」の費用がかかることは多いです。

そのため子供と勉強方法について相談したり、志望校を聞いたりして、親は予算の計画を立てることをおすすめします。

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